Solaris のシステム管理

例 - NIS+ クライアント上で root 用の新しい鍵を設定する

次の例は、ホスト pluto を使用して、earth を NIS+ クライアントとして設定しています。警告は無視できます。keylogin コマンドが受け付けられて、earth が Secure NIS+ クライアントとして正しく設定されていることを確認しています。

# nisinit -cH pluto
NIS Server/Client setup utility.
This machine is in the North.Abc.COM. directory.
Setting up NIS+ client ...
All done.
# nisaddcred local
# nisaddcred des 
DES principal name : unix.earth@North.Abc.COM
Adding new key for unix.earth@North.Abc.Com (earth.North.Abc.COM.)
 
Network password: xxx <Press Return>
Warning, password differs from login password.
Retype password: xxx <Press Return>
 
# keylogin
Password:
#

NIS+ ユーザー用の新しい鍵を設定するには

  1. 次のコマンドを入力して、ユーザーを root マスターサーバー上の cred テーブルに追加します。

       # nisaddcred -p unix.UID@domainname -P username.domainname. des
    

    この場合、「username-domainname」はドット (.) で終了しなければなりません。

  2. クライアントとしてログインし、keylogin コマンドを入力して、設定を確認します。