SCSI 1/4 インチカートリッジと 1/2 インチフロントロード式リールドライブの場合は、デバイス名の変数 A (/dev/rmt/XA) の代わりに表 38-5 の密度を使用してください。
表 38-5 SCSI テープドライブの形式または密度指定
文字 |
密度 1/4 インチカートリッジ |
密度 1/2 インチフロントロード式リール |
---|---|---|
null |
デフォルトの推奨 (最高) 密度 |
デフォルトの推奨 (最高) 密度 |
l |
QIC-11 形式 |
800 bpi |
m |
QIC-24 形式 |
1600 bpi |
h |
QIC-150 |
6250 bpi |
u |
予約済み |
予約済み |
1/4 インチカートリッジの場合、密度はデータが書き込まれる形式、つまり QIC 形式で指定されます。QIC-11 形式と QIC-24 形式では、各トラック上に 1 インチ当たり約 1000 バイトが書き込まれます。QIC-150 形式の密度は、やや高くなります。60M バイト 1/4 インチのカートリッジドライブの「推奨」密度は QIC-24 で、150M バイト 1/4 インチカートリッジドライブは QIC-150 です。
18 トラックドライブでは QIC-150 にしか書き込めません。QIC-24 や QIC-11 への書き込みに切り替えることはできません。形式セクションが役に立つのは、QIC-24 と QIC-11 の両方に書き込めるドライブだけです。