Solaris のシステム管理

x86: システムディスクを接続してブートする方法

この手順は、システムがシャットダウンされていることを前提としています。

  1. 損傷したシステムディスクをシステムから外します。

  2. 追加しようとするディスクにシステム上の他のデバイスとは異なるターゲット番号が設定されているかどうかを確認します。

    通常は、ディスクの裏側にそのための小型スイッチが付いています。

  3. 交換用のディスクがシステムに正しく接続されているかどうかをチェックします。

    インストールについての詳細は、ディスクのハードウェアインストールガイドを参照してください。また、ディスクに固有のハードウェア構成要件については、『Solaris 2.6 情報ライブラリ (Intel 版)』の「デバイスの構成」を参照してください。

  4. ローカルまたはリモートの Solaris 2.x CD からブートする場合は、手順 a から e までを実行します。ネットワークからブートする場合は、手順 a をスキップします。

    1. Solaris 2.x のインストール CD を CD-ROM ドライブに挿入します。

    2. Solaris ブートフロッピーディスクを主フロッピーディスクドライブ (DOS ドライブ A) に挿入します。

    3. type any key to reboot プロンプトが表示されたら、任意のキーを押してシステムをリブートします。また、システムがシャットダウンされている場合は、リセットボタンを押してシステムを再起動します。

      数分後に Multiple Device Boot Subsystem メニューが表示されます。

    4. Multiple Device Boot Subsystem メニューから、ブートデバイスとして CD-ROM drive または net(work) を選択します。

      Secondary Boot Subsystem メニューが表示されます。

    5. システムをシングルユーザーモードでブートします。

      Select the type of installation: b -s
      

      数分後に root プロンプト (#) が表示されます。

このあとの手順

システムをブートしたら、ディスク上にスライスとディスクラベルを作成できます。「x86: ディスクスライスとディスクラベルを作成する方法」を参照してください。