UUCP は、7 ビット、偶数パリティを使用してサービスに情報を送ります。Solaris 2.x のモデム設定では、国際化対応の目的から、8 ビット、パリティなしが使用されます。次の手順でモデムサービスを UUCP 用に設定してください。
Admintool を起動します。
詳細については、「Admintool を起動する方法」を参照してください。
「ブラウズ (Browse)」メニューから「シリアルポート (Serial Ports)」を選択します。
「Admintool : シリアルポート (Serial Ports)」ウィンドウが表示されます。
モデムに使用するポートを 1 つまたは複数選択します。
「編集 (Edit)」メニューから「変更 (Modify)」を選択します。
「Admintool : シリアルポートの設定 (Modify Serial Ports)」ウィンドウが「基本 (Basic)」モードで表示されます。より詳細なレベルにするには、「中級 (More)」または「上級 (Expert)」モードを選択してください。
「ボーレート (Baud Rate)」メニューから「その他 ... (Other)」を選択します。
/etc/ttydefs ファイルにあるボーレートリストを示すウィンドウが表示されます。
7 ビット、偶数パリティのサービスを提供するボーレートを入力します。「了解 (OK)」をクリックします。
必要な場合は、他のテンプレートエントリの値を変更します。
「了解 (OK)」をクリックしてポートを設定します。
次のように pmadm コマンドを使用して、UUCP 用のモデムサービスが構成されていることを確認してください。
$ pmadm -l -s ttya
次の例では、9600E ボーレートが選択されています。これで、9600 ボーレート、7 ビット、偶数パリティのサービスが提供されます。