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Sun Java System Communications Express 6 2004Q2 管理ガイド 

第 3 章
Communications Express 用のシステム構成

この章では、Communications Express を使用するためのシステム要件およびシステム設定の詳細について説明します。


システム要件

このセクションでは、以下について説明します。

ハードウェア

Sun JavaTM System Communications Express のインストール前に、ハードウェアとオペレーティングシステムの最小要件を満たしていることを確認する必要があります。

Sun Java System Communications Express にアクセスするには、JavaScript 対応のブラウザが必要です。

ブラウザ

Communications Express は、以下のブラウザで表示できます。

プラットフォーム

以下のプラットフォームをサポートしています。

パフォーマンスを最適化するには、表 3-1 に一覧表示するブラウザとプラットフォームの組み合わせを使用してください。

表 3-1 ブラウザとプラットフォームの推奨

ブラウザ

Solaris (Sparc)

Solaris (x86)

Linux (x86)

Windows XP

Windows 98

NetscapeTM Communicator

6.2.x、7.x

6.2.x、7.x

6.2.x、7.x

6.2.x、7.x

6.2.x、7.x

Internet Explorer

NA

NA

NA

6.0, 5.5

6.0, 5.5

MozillaTM

1.0

1.0

1.0

1.0

1.0

ソフトウェアの依存関係

Communications Express のインストール前に、以下の製品をインストールしておく必要があります。

プロパティファイルの編集

Communications Express では、設定パラメータを以下のファイルに保持しています。

  1. uwcauth.properties ファイルには、認証、ユーザー/グループアクセス、およびシングルサインオン関連のパラメータが含まれています。uwcauth.properties ファイルは <uwc-deployed-path>/WEB-INF/config/ にあります。
  2. uwcconfig.properties ファイルは、カレンダ、メール、およびアドレス帳関連の設定パラメータを保持します。uwcconfig.properties ファイルは <uwc-deployed-path>/WEB-INF/config/ にあります。
  3. db_config.properties ファイルはアドレス帳ストア設定の詳細を定義します。デフォルトでは Communications Express は 2 タイプの db_config.properties ファイルを配備します。
    1. 個人アドレス帳ストア。個人アドレス帳ストアの設定ファイルは、<uwc-deployed-path>/WEB-INF/config /ldappstore/db_config.properties にあります。
    2. 企業アドレス帳ストア。企業アドレス帳ストアの設定ファイルは、<uwc-deployed-path>/WEB-INF/ config /corp-dir/db_config.properties にあります。

すべての設定ファイルは ASCII テキストファイルで、各行にはパラメータとその関連する値が以下の形式で定義されています。

<パラメータ>=<値>

Communications Express の設定時にパラメータが初期化されます。インストールを終えると、テキストエディタを使用して、ファイルを編集できます。

プロパティファイルを編集するには、以下の手順を実行します。
  1. 編集権を持つユーザーでログインします。
  2. .properties ファイルがあるディレクトリに移動します。
  3. テキストエディタを使用してパラメータを編集します。
  4. パラメータの表記規則は以下のとおりです。

    • すべてのパラメータと関連する値は、等号 (=) で区切られなければならない。等号の前後には空白文字またはタブを使用できる
    • uwc-user-attr-sunUCDefaultApplication=calendar

    • コメント行は感嘆符 (!) で始まる
    • 設定パラメータにはデフォルトで、感嘆符を使用してコメントアウトされている場合があります。そのようなパラメータを使用するには、感嘆符を削除し、必要に応じて値を変更し、Web Server を再起動して、パラメータを有効にします。

  5. Web Server を再起動して、新規の設定値を有効にします。

メール、カレンダ、およびアドレス帳のパラメータ設定

カレンダ、メール、およびアドレス帳の設定パラメータは、以下の表で説明するよう変更できます。

メール、カレンダ、およびアドレス帳で構成可能なパラメータの詳細については、第 4 章「シングルサインオンの実装」を参照してください。

uwcconfig.properties および uwcauth.propertie ファイルでのアプリケーション全体のパラメータの設定

表 3-2 uwcconfig.properties でのアプリケーション全体のパラメータの設定 

パラメータ

デフォルト値

説明

uwc.defaultskin

uwc

アプリケーションに使用するグローバルテーマの名前を指定する

uwc.gzipcompression

true

Web ページコンテンツの GZIP 圧縮を使用可能にする

この値を true に設定すると、Web ページのコンテンツに GZIP 圧縮を使用できる

表 3-3 uwcauth.properties でのアプリケーション全体のパラメータの設定

パラメータ

デフォルト値

説明

defaultdomain

 

ドメインサフィックスなしでユーザーがログインするために使用されるデフォルトのドメインを指定する

defaultdomain には、設定中に入力された値が割り当てられる

defaultlocal

en

アプリケーションで使用されるデフォルトのロケールを指定する

virtualdomain.mode

 

 

 

Communications Express が仮想ドメインモードで実行されているかどうかを指定する

Calendar Server で、ホストドメインのサポートを有効にした場合に、このオプションを有効にする

virtualdomain.mode には、設定中に入力された値が割り当てられる

uwcconfig.properties ファイルでの Mail Server のパラメータの設定

表 3-4 Mail Server のパラメータ

パラメータ

デフォルト値

説明

mail.deployed

 

Messenger Express が配備されているかどうかを指定する。設定ウィザードの実行時に、このパラメータが設定される

Messenger Express が配備されると、この属性が「true」になる

webmail.host

 

Messenger Express が配備されるマシンのホスト名を確認

Messenger Express のホスト名は、Web Server が配備されるマシンに対応する

webmail.port

 

Messenger Express HTTP Server が待機するポート番号を指定する

uwcauth.properties ファイルでの Sun Java System LDAP Schema v.1 用 LDAP Auth フィルタパラメータの設定

認証 LDAP サーバーがユーザー/グループのLDAP とは異なる場合に、表 3-5 に示すパラメータを編集できます。

表 3-5 LDAP Auth フィルタパラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

ldapauth.ldaphost

 

LDAP ホスト値を指定する

多くの場合、ldapauth.ldaphost の値は ldapusersession の値と同じになる。必要に応じて異なる値を設定できる

ldapauth.ldapport

 

LDAP ポート番号を指定する

ldapauth.dcroot

 

認証ツリーの DC ルートを指定する

ldapauth.domainattr

inetDomainBaseDN,inetDomainStatus,inetDomainSearchFilter,domainUidSeparator,preferredLanguage

ユーザーが認証されるドメインエントリから取得される属性のリストを指定する

ldapauth.domainfilter

(|(objectclass=inetDomain)(objectclass=inetDomainAlias))

ドメインエントリが取得される基となるフィルタを指定する

ldapauth.ldapbinddn

 

認証 LDAP にバインドしているユーザーのユーザー DN を指定する

ldapauth.ldapbindcred

 

認証 LDAP にバインドしているユーザーのパスワードを指定する

ldapauth.enablessl

false

ディレクトリが SSL モードで認証が実行されるかどうかを指定する

セキュリティ保護された LDAP 接続を設定するには、デフォルト値を「true」に変更する

表 3-6 LDAP ユーザーグループパラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

ldapusersession.ldaphost

 

ユーザーグループの Directory Server のホスト名を指定する

ldapusersession.ldapport

 

ユーザーグループの Directory Server のポート番号を指定する

ldapusersession.ldapbinddn

 

ユーザーグループの Directory Server にバインドしている管理者のユーザー DN を指定する

ldapusersession.ldapbindcred

 

ユーザーツリーにバインドしている管理者のパスワードを指定する

ldapusersession.dcroot

 

Sun Java System LDAP Schema v.1 内のユーザーエントリを解決するために使用するユーザー/グループ LDAP 内のドメインコンポーネント (DC) ツリーを指定する

uwcauth.properties ファイルでの Identity Server パラメータの設定

表 3-7 Identity Server パラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

uwcauth.identity.enabled

true

Identity Server が使用可能かどうかを指定する

Identity Server のシングルサインオンメカニズムが認証に使用される場合は、「true」を設定する

uwcauth.identity.naming.url

 

Identity Server ネーミング URL を指定する

たとえば uwcauth.identity.naming.url= protocol://hostname:port Context URI

uwcauth.identity.binddn

 

amAdmin ユーザーの完全な識別名 (DN) を指定する

uid=amadmin, ou=People, o=siroe.com

uwcauth.identity.bindcred

 

amAdmin のパスワードを指定する


uwcauth.identity.enabled の値が「true」の場合、uwcauth.identity.naming.urluwcauth.identity.binddnuwcauth.identity.bindcred を必ず設定する必要があります。


uwcauth.properties ファイルでのユーザー/グループのユーザー検索パラメータの設定

表 3-8 ユーザー検索パラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

ldapusersession.defaultugfilter

uid@domain

ユーザーエントリを取得するときに使用するデフォルトフィルタの構文を指定する

ldapusersession.ldappoolmin

30

ユーザー/グループ LDAP に作成される LDAP ユーザー接続の最小数を指定する

ldapusersession.ldappoolmax

100

ユーザー/グループ LDAP に作成される LDAP ユーザー接続の最大数を指定する

開発要件に合った最適な値を入力する

ldapusersession.lookthru_limit

1000

検索の検索クエリの上限を指定する

uwcconfig.properties ファイルでの Calendar Server のパラメータの設定


Sun JavaTM System Calendar Server で、プロキシ認証および匿名アクセスが使用可能であるようにしてください。

プロキシ認証および匿名アクセスを使用可能にするには、カレンダ設定ファイル ics.config に以下の Calendar Server パラメータを設定してください。

  • service.http.allowadminproxy = "yes"
  • service.http.admins = <includes the value specified for calendar.wcap.adminid in uwcconfig.properties>
  • service.admin.calmaster.userid = <the value specified for calendar.wcap.adminid in uwcconfig.properties>
  • service.admin.calmaster.cred = <the value specified for calendar.wcap.passwd in uwcconfig.properties>
  • service.wcap.anonymous.allowpubliccalendarwrite = "yes"
  • service.http.allowanonymouslogin = "yes"
  • service.calendarsearch.ldap = "no"

プロキシ認証を使用可能にする方法、および Calendar Server パラメータを設定する方法については、http://docs.sun.com/db/prod/entsys?l=ja で入手できる『Sun Java System Calendar Server 管理ガイド』を参照してください。


表 3-9 Calendar Server のパラメータ

パラメータ

デフォルト値

説明

calendar.deployed

true

カレンダモジュールが配備されているかどうかを指定する。設定ウィザードの実行時に、このパラメータが設定される

カレンダが配備されると、この属性が「true」になります。

calendar.wcap.host

 

WCAP サーバーのホスト名を指定する

calendar.wcap.port

 

WCAP が待機するポート番号を指定する

calendar.wcap.adminid

 

WCAP サーバーの管理 ID を指定する

calendar.wcap.passwd

 

WCAP サーバーの管理パスワードを指定する


  • calendar.wcap.adminid で割り当てた Calendar Server 管理者のユーザー ID が、Calendar Server の ics.conf ファイルで指定した service.admin.calmaster.userid の値と同じでなければなりません。
  • Calendar Server がホストドメイン (または仮想ドメイン) 有効モードで実行中の場合、Calendar Server の管理者ユーザー ID の値は、「uid@domain」という形式でなければなりません。そうではなく、Calendar Server がホストドメイン無効 (または仮想ドメインではない) モードで実行中の場合、Calendar Server の管理者ユーザー ID の値は、「uid」という形式でなければなりません。
  • Calendar Server の管理者ユーザー ID に対応するエントリが LDAP サーバー上に存在している必要があります。

db_config.properties ファイルでのアドレス帳個人ストアパラメータの設定

db_config.properties ファイル内のデフォルトのアドレス帳個人ストア設定パラメータを表 3-10 に一覧表示します。

このファイルは以下の場所にあります。

<uwc-deployed-path>/WEB-INF/config/ldappstore/

表 3-10 個人アドレス帳の個人ストアパラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

defaultserver.ldaphost

 

個人アドレス帳 (PAB) ストアの LDAP ホストを指定する

defaultserver.ldapport

 

ストアのポートを指定する

defaultserver.ldapbinddn

 

PAB ストアにバインドするための DN を指定する

ログインのタイプが restricted または proxy の場合は、この値の入力が必須

ログインのタイプが anon (匿名) の場合は、このパラメータに値を入力する必要はない

defaultserver.ldapbindcred

 

PAB ストアにバインドするための DN のパスワードを指定する

login_type

restricted

LDAP ストアへの接続を保持するための方法を指定する

このパラメータに割り当てられる値は以下の 3 つ

anon - 匿名ユーザーとして LDAP に接続する

restricted - アドレス帳ストアに対する操作権限を持つユーザーとして接続する

proxy - アドレス帳ストアを操作できるユーザーであると見せかける。この値を指定すると、各操作で LDAP バインドをバイパスするため、パフォーマンスが向上する

注 : ここで見せかけるユーザーには、管理レベルの ACL が設定されているようにしてください

defaultserver.ldappoolmin

4

PAB ストア用に維持される LDAP クライアント接続の最小数を指定する

defaultserver.ldappoolmax

12

PAB ストア用に維持される LDAP クライアント接続の最大数を指定する

defaultserver.ldappooltimeout

10

LDAP 接続がタイムアウトするまでの秒数を指定する。大規模な検索結果に対応するには、この値を大きくする

lookthru_limit

1000

検索の検索クエリの上限を指定する

db_config.properties ファイルでの企業ディレクトリパラメータの設定

db_config.properties ファイル内のデフォルトの企業ディレクトリパラメータを表 3-11 に一覧表示します。デフォルトでは、すべての LDAP 関連情報は、ユーザー/グループディレクトリで説明した値を基に設定されています。

db_config.properties ファイルは以下の場所にあります。

WEB-INF/config/corp-dir/

表 3-11 企業ディレクトリパラメータ 

パラメータ

デフォルト値

説明

defaultserver.ldaphost

 

企業ディレクトリの LDAP ホストを指定する

defaultserver.ldapport

 

企業ディレクトリのポートを指定する

defaultserver.ldapbinddn

 

企業ディレクトリにバインドするための DN を指定する

ログインのタイプが restricted または proxy の場合は、defaultserver.ldapbinddn に値を割り当てる必要がある。ログインのタイプが anon (匿名) の場合は、このパラメータに値を入力する必要はない

defaultserver.ldapbindcred

 

バインドパスワードを指定する

entry_id

uid

 

連絡先/グループエントリを特定するための企業ディレクトリでのキーを指定する

entry_id に UID、または empid やプリンシパル ID などの連絡先/グループ情報をフェッチするためのキーを設定できる

xlate-inetorgperson.xml ファイルで、<entry entryID= 壇b:uidgt; の 置idをここで指定した entry_id 値に置換する

login_type

restricted

LDAP ストアへの接続を保持するための方法を指定する

このパラメータに割り当てられる値は以下の 3 つ

anon - 匿名ユーザーとして LDAP に接続する

restricted - アドレス帳ストアに対する操作権限を持つユーザーとして接続する

proxy - アドレス帳ストアを操作できるユーザーであると見せかける。この値を指定すると、各操作で LDAP バインドをバイパスするため、パフォーマンスが向上する

注 : 見せかけるユーザーには、読み取り専用アクセス権が付与される

defaultserver.ldappoolmin

1

企業ディレクトリへの接続に保持される LDAP クライアント接続の最小数を指定する

defaultserver.ldappoolmax

4

企業ディレクトリへの接続に保持される LDAP クライアント接続の最大数を指定する

defaultserver.ldappooltimeout

10

LDAP 接続がタイムアウトするまでの秒数を指定する。大規模な検索結果に対応するには、この値を大きくする

lookthru_limit

1000

検索の検索クエリの上限を指定する

企業ディレクトリには、xlate-<objectclass-name>.xml というファイル名形式の xlate ファイルが 2 つあります。

xlate-<objectclass-name>.xml の場合、<objectclass-name> は LDAP エントリタイプを特定するオブジェクトクラスを表します。たとえば xlate-inetorgperson.xml は、連絡先を特定するためのオブジェクトクラス、groupofuniquemembers は Sun Java System Directory Server 内のグループを特定するためのオブジェクトクラスです。

xlate ファイルには、LDAP スキーマと、連絡先またはグループのアドレス帳 XML スキーマとの間のフィールドマッピングが含まれています。マッピングは XML ノードに関して定義されています。例

<ab-xml-schema-key>db:LDAPField</ab-xml-schema-key>

ここで ab-xml-schema-field はアドレス帳がコードで使用する値、LDAPField は LDAP 内で対応する値です。

LDAPField には適切なフィールド名を指定する必要があります。LDAPField に割り当てられた値は、企業ディレクトリ LDAP スキーマに存在する LDAPField の値に対応していなければなりません。

コード例 3-1xlate-inetorgperson.xml ファイルの例です。

コード例 3-1 xlate-introgperson のデフォルトの内容

<abperson uid="db:uid">

<entry entryID="db:uid">

  <displayname>db:cn</displayname>

  <description>db:multilineDescription</description>

  <creationdate>db:createtimestamp</creationdate>

  <lastmodifieddate>db:modifytimestamp</lastmodifieddate>

</entry>

<person>

  <givenname>db:givenname</givenname>

  <surname>db:sn</surname>

</person>

<organization>

  <company>db:company</company>

  <organizationalunit>db:ou</organizationalunit>

  <location>

   <building>db:buildingnum</building>

   <floor>db:iplanetbuildinglev</floor>

   <office>db:roomNumber</office>

  </location>

  <title>db:title</title>

  <manager>db:manager</manager>

  <secretary>db:secretary</secretary>

 </organization>

<phone priority="1" type="work">db:telephoneNumber</phone>

<phone priority="2" type="fax">db:facsimileTelephoneNumber</phone>

<phone priority="3" type="mobile">db:mobile</phone>

<phone priority="4" type="home">db:homePhone</phone>

<phone priority="5" type="pager">db:pager</phone>

<email priority="1" type="work">db:mail</email>

<im priority="1" service="SunONE">db:uid</im>

<im priority="2" service="AIM">db:aimscreenname</im>

<im priority="3" service="ICQ">db:icqnumber</im>

<postaladdress type="home">

  <street>db:homePostalAddress</street>

</postaladdress>

<postaladdress type="work">

  <street>db:postaladdress</street>

</postaladdress>

<weburl priority="1">

  <urladdr>db:labeleduri</urladdr>

  <description>URL</description>

</weburl>

<weburl priority="2">

  <urladdr>db:homepage</urladdr>

  <description>Home URL</description>

</weburl>

<calendar type="calendar">

  <urladdr>db:caluri</urladdr>

</calendar>

</abperson>

SSL (Secure Socket Layer) の設定

Communications Express が配備されている Web Server を SSL モードで設定できます。Communications Express が SSL モードで配備される Web Server を設定する方法については、 http://docs.sun.com/db/coll/S1_websvr61_en にある『SunONE Web Server Administrator's Configuration File Reference』を参照してください。

Communications Express を SSL モードで使用するには
  1. <uwc-deployed-path>/WEB-INF/config/uwcauth.properties にある以下の設定パラメータを編集します。
    • uwcauth.ssl.enable=true
    • uwcauth.https.port=SSL-port-number-of -the webserver-in which-uwc-is-deployed
    • Communications Express では、認証専用に SSL を設定することもできます。つまり 認証は SSL 上で実行できますが、その後のアプリケーションへのアクセスは、SSL ではないモードになります。

Communications Express に認証専用の SSL を設定するには
  1. uwcauth.properties ファイルで uwcauth.ssl.enable を「false」に設定します。
  2. uwcauth.https.port に、Communications Express が配備される Web Server の SSL ポート番号を設定します。
  3. uwcauth.ssl.authonly を「true」に設定します。

  4. 2 つのパラメータ uwcauth.ssl.authonly および uwcauth.ssl.enable は、互いに排他的なパラメータです。




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