初期状態ファイルを作成するには、installer コマンドのパラメータを使用して対話式インストーラを実行し、インストーラにユーザーの回答を記録します。インストーラのページを進む過程で、回答がキャプチャーされ、状態ファイルが生成されます。製品コンポーネントのインストール順序はインストーラが決定するので、コンポーネントは任意の順序で指定できます。インストールが完了すると、指定された場所にある状態ファイルが利用可能になります。
このセッションでソフトウェアをインストールしない場合は、-no オプションを使用できます。
構文の例:
グラフィカルインタフェースを使用して状態ファイルを作成するには、次のようにします。
./installer -saveState statefile_path |
テキストベースのインタフェースを使用して状態ファイルを作成するには、次のようにします。
./installer -nodisplay -saveState statefile_path |
このセッションでソフトウェアをインストールせずに、グラフィカルインタフェースを使用して状態ファイルを作成するには、次のようにします。
./installer -no -saveState statefile_path |
installer コマンドの完全な構文については、付録 B 「インストールコマンド」を参照してください。
生成された状態ファイルの例については、付録 C 「状態ファイルの例」 を参照してください。