テキストベースインタフェースを使用すると、端末ウィンドウ内に表示されるプロンプトに順次応答することで、端末ウィンドウからアンインストーラを直接実行できます。使用方法については、「テキストベースのインタフェースの使用方法」を参照してください。
アンインストール中に問題が発生した場合は、第 9 章「トラブルシューティング」を参照してください。
root としてログインしていない場合は、スーパーユーザーになります。
アンインストーラのディレクトリに移動します。
Solaris OS の場合: /var/sadm/prod/SUNWentsys5
Linux および HP-UX の場合: /var/sadm/prod/sun-entsys5
アンインストーラを実行します。
./uninstall -nodisplay |
「ようこそ」というメッセージが表示され、システムにインストールされているすべての使用可能な Java ES 製品コンポーネントがリスト表示されます。
アンインストーラは、システム内で検出したインストール済みの Java ES 製品コンポーネントすべてに番号を付けてリストし、削除対象として選択します。システムにインストールされていない無効になっている製品コンポーネントは選択できません。インストール済みコンポーネントをすべてアンインストールする、または一部のインストール済みコンポーネントのみをアンインストールするように選択することができます。
アンインストールする製品コンポーネントを選択します。
インストール済みの製品コンポーネントをすべてアンインストールするには、Retrun キーを押します。
アンインストールする製品コンポーネントを指定するには、アンインストールする製品コンポーネントに対応する番号をコンマで区切ってリストにし、Return キーを押します。
設定または依存関係の問題を解決します。
アンインストーラは、削除対象として選択された製品間に製品コンポーネントの依存関係を検出すると、設定データが失われる可能性があることを知らせる警告メッセージが表示されます。次の選択肢があります。
設定解除ページが表示される場合は、その製品コンポーネントに必要な情報を入力します。
アンインストーラが管理者 ID とパスワードを必要とする製品コンポーネントを選択した場合は、管理者 ID とパスワードが要求されます。
アンインストーラで入力する必要のある情報の詳細については、「アンインストーラ用の管理者アクセス権の付与」を参照してください。
削除対象として選択した製品コンポーネントによっては、ポート番号またはホスト名の入力を求められる場合もあります。
アンインストーラは、ソフトウェアをシステムから削除する前に、サマリーページを表示します。このページには、削除対象として選択された製品コンポーネントが表示されます。
選択した内容を確認します。
選択内容に問題がなければ、数値 1 を入力し、Return キーを押します。
アンインストーラは、システムからのソフトウェアの削除を開始します。アンインストール時に、アンインストーラは全体的な完了割合を示す進捗状況バーを表示します。
すべての製品コンポーネントソフトウェアが削除されたら、アンインストールサマリーおよびログを表示することができます。
1 または 2 を入力し、Return キーを押してアンインストールに関する情報を表示します。
アンインストールサマリー: 1 を入力すると、アンインストールされた製品コンポーネントおよびそれらの製品コンポーネントの設定情報がリストされます。
アンインストールログ: 2 を入力すると、アンインストール時にアンインストーラが出力したすべてのメッセージがリストされます。
アンインストールのサマリーファイルとログファイルは、次の場所でも見ることができます。
Solaris OS の場合: /var/sadm/install/logsLinux および HP-UX の場合: /var/opt/sun/install/logs
! 文字を入力して、アンインストーラを終了します。
Access Manager、Service Registry をアンインストールした場合は、「アンインストール後の作業の完了」に進みます。