「インストール準備完了」リストに問題がなければ、インストールを開始できます。
Linux の場合は、インストーラの実行中に rpm コマンドを使用しないでください。HP-UX の場合は、swlist、 swcopy、または swinstall コマンドを使用しないでください。Java ES インストールの実行中にこれらのコマンドを使用すると、インストールがハングアップする可能性があります。
インストールを開始するには、Return キーを押してデフォルトの「1」を受け入れます。
インストール処理が開始され、進捗バーにインストールの状況が表示されます。例:
Java Enterprise System |-1%-------------------25%----------------------50%-- |
インストールのサイズと複雑さによっては、この処理に長い時間がかかる場合があります。
インストールが正常に完了すると、「インストールが完了しました」というメッセージが表示されます。
インストールサマリーとインストールログを調べます。
インストールが完了すると、メモリーの不足など、インストール時に見つかった問題が画面に表示されます。次のファイルにも有効な情報が含まれています。
[1] インストールサマリー。インストールされた各コンポーネントおよび指定した設定をリストにして表示します。「今すぐ設定」を選択した場合、このサマリーファイルにはすべての設定値が記録されます。
[2] インストールログ。インストーラによるコンポーネントのログメッセージを表示します。
インストール後、これらのファイルは次の場所に配置されます。
Solaris OS の場合: /var/sadm/install/logs
Linux および HP-UX の場合: /var/opt/sun/install/logs
Java ES ログの完全なリストについては、「インストールログファイルの検証」を参照してください。
インストーラを終了します。
これでインストーラセッションは完了です。インストールされた製品コンポーネントは、インストール後の作業をすべて完了したあとで開始する必要があります。「次の手順」に進みます。
正常なインストールを登録します。
Java ES インストールが正常に完了したあと、インストーラを起動したコンソールまたは端末で Java ES レポータインストールユーティリティーが自動的に起動します。レポータがインターネット経由で Sun にアクセスするために使用するプロキシの URL または IP アドレスを指定することを求められます。その他の入力は必要ありません。
Java ES レポータの詳細な説明については、「Java ES レポータのしくみ」を参照してください。