選択した製品コンポーネントの中に、インストール時に設定可能なものがある場合、「設定タイプ」ページが表示されます。次の中から設定の種類を選択します。
次のオプションから設定の種類を指定します。
今すぐ設定 (デフォルト):インストール時に設定可能な製品コンポーネントを設定できます。「今すぐ設定」の作業には、共通サーバー設定や、選択した製品コンポーネントの設定情報の入力が含まれます。
一部の製品コンポーネントは、インストール時に設定できません。これらの製品コンポーネントを選択した場合、インストール後にこれらの製品コンポーネントの設定が必要なことを知らせる警告が表示されます。
あとで設定:パッケージのコピーに必要な最小限の値だけを入力します。インストーラは、詳細設定を行わずに処理を先に進めます。「あとで設定」設定オプションを選択する場合、「ソフトウェアをインストールするには」に進みます。
「今すぐ設定」の場合は、管理者ユーザーの ID とパスワードの入力方法を選択します。
管理者ユーザーの ID とパスワードを使用する製品コンポーネントを複数選択する場合は、「パスワード選択パネル」が表示されます。
「次の情報をすべての管理者アカウントに使用する」。(デフォルト) デフォルトをそのまま使用する場合は、管理者ユーザーの ID とパスワードを 1 度だけ入力します。これらのフィールドは、これ以降設定ページに表示されなくなります。
「製品ごとに異なる管理者アカウントを使用する」。このオプションを選択する場合は、選択した製品コンポーネントのうち、管理者 ID とパスワードを使用するコンポーネントのそれぞれの設定ページで、管理者ユーザー ID とパスワードを入力することを求められます。
Java ES インストーラでは、管理パスワードに空白は使用できません。また、次の記号も使用できません。 ; & ( ) ! | < > ' “ $ ^ \ # / , @ %
「今すぐ設定」インストールの場合は、共通サーバー設定を指定します。
デフォルト値をそのまま使用するか、または別のデータを使用して、これらのグローバルフィールドに関するインストーラの質問に答えます。ここに入力する値は、以降の製品コンポーネント設定ページにデフォルト値として表示されます。これらのフィールドについては、オンラインヘルプか、『Sun Java Enterprise System 5 インストールリファレンス (UNIX 版)』の「共通設定」を参照してください。
デフォルト値をそのまま使わずに別の値を入力することを選択した場合は、その項目をインストーラまたはコンフィギュレータから要求された場合には、選択したその値を常に指定する必要があります。
次の画面例は、「共通サーバー設定の指定」ページを示しています。この例では、ここまでのインストールセッションで 1 つの管理者アカウントを使用することを選択しているので、管理者ユーザー ID と管理者パスワードに関連するフィールドは表示されていません。
「次へ」をクリックして次に進みます。
「今すぐ設定」インストールの場合は、インストール時に設定可能な各製品コンポーネントの設定ページが順番に表示されます。
インストール処理中に、インストーラは設定情報を収集します。インストールが完了したあとで、次の場所にあるインストールサマリーでこの情報を確認できます。
Solaris OS の場合: /var/sadm/install/logs
Linux および HP-UX の場合: /var/opt/sun/install/logs