Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (UNIX 版)

コネクタ

この節では、J2EE のコネクタアーキテクチャーに関する既知の問題とその解決方法を示します。

DAS インスタンスを再起動したあと、cascade が false に設定されている場合にコネクタモジュールの配備取り消しが失敗する。(ID 6188343)

説明

このシナリオでは、スタンドアロンまたは埋め込みのコネクタモジュールが DAS とコネクタ接続プールに配備され、その配備済みモジュール用にリソースが作成されます。DAS インスタンスを再起動したあと、cascade が false に設定されている場合にコネクタモジュールの配備取り消しが次の例外で失敗します。

[#|2004-10-31T19:52:23.049-0800|INFO|sun-appserver-ee8.1|javax.enterprise.system .core|_ThreadID=14;|CORE5023:Error while unloading application [foo]|#]

解決方法

DAS インスタンスを再起動したあとは、スタンドアロンまたは埋め込みのコネクタの配備を取り消すために、カスケード式配備取り消しを使用 (cascade オプションを true に設定) します。

JMS create-jms-resource; CLI によってデフォルト値が正しく設定されない (ID 6294018)

説明

コマンド行から asadmin create-jms-resource コマンドで新しい JMS リソースを作成するときは最小プールサイズと最大プールサイズを指定できないため、asadmin コマンドがデフォルトのプールサイズ値 (最小が 8、最大が 32) を使用してリソースを作成すべきです。ただし、この場合には当てはまりません。代わりに、コマンド行からリソースを作成すると、デフォルトの最小プールサイズと最大プールサイズがそれぞれ 1250 になります。

解決方法

コマンド行から JMS リソースを作成したあとで、管理コンソールを使用して最小プールサイズ値と最大プールサイズ値を変更します。