Service Registry 3.1 管理ガイド

Procedureデータベース認証を要求する

デフォルトでは、データベース認証は必須ではありません。データベースを組み込みモードで実行しているときに認証を要求することは可能です。また、データベースをネットワークサーバーモードで実行中には認証を必須とする必要があります。

  1. Service Registry インストールディレクトリに移動します。

    cd ServiceRegistry-base/install

  2. テキストエディタで install.properties ファイルのコピーを開きます。

  3. registry.install.RequireDatabaseAuthentication プロパティーの設定を false から true に変更します。

  4. registry.install.DatabaseUserID プロパティーの設定を編集します。

    組み込みモードでは、この値は APP または空のいずれかです。

    registry.install.DatabaseUserID=APP
    registry.install.DatabaseUserID=

    ネットワークサーバーモードでは、この値を APP にしてください。

  5. registry.install.DatabasePassword プロパティーの設定を編集します。

    パスワードは 6 文字以上にしてください。デフォルト値は app123 です。

  6. ファイルを保存して閉じます。

  7. レジストリ用 Application Server ドメインを停止および再起動します。そのためには、次のコマンドを実行します (すべてを 1 行で入力)。

    Ant-base/ant -f build-install.xml Dinstall.properties= props-file appserver.domain.bounce

    ここで、props-file は、「インストール後の設定のあとでカスタムプロパティーを使って Service Registry を root として設定する」または 「インストール後の設定のあとでカスタムプロパティーを使って Service Registry を root 以外のユーザーとして設定する」で編集した install.properties ファイルのコピーのパス名です。