フラットファイルリポジトリを設定するために、次の属性を使用できます。
この属性は、フラットファイルの実装を提供する Java クラスファイルを指定します。この属性は変更できません。
アイデンティティーおよびその属性を格納するベースディレクトリを定義します。
これを有効にした場合 (デフォルト)、アイデンティティーとその属性がキャッシュされます。後続の要求は、ファイルシステムにアクセスしません。
キャッシュを有効にした場合、この属性は、ファイルシステムへの変更がないかどうか、キャッシュ内のエントリをチェックするまでの間隔を分単位で指定します。このチェックのメカニズムは、タイムスタンプに基づきます。
作成されたときに、自動的にユーザーに追加されるオブジェクトクラスを定義します。
認証に使用されるパスワードを含む属性名を指定します。この属性は、データストアの認証モジュールを有効にしたときに、ユーザーを認証するために使用されます。
アイデンティティーの状態を格納する属性名を指定します。状態属性の値は、「アクティブ」と「非アクティブ」のいずれかです。これは、アイデンティティーの認証時に使用されます。アイデンティティーが「非アクティブ」の場合は、ユーザーは認証されません。
ハッシュ化され、ファイルに格納される値を含む属性のリストを指定します。ハッシュ化されると、元の値は取得できません。ハッシュ化された値のみが取得されます。これは、特定の属性を永続的に格納すべきではないにもかかわらず検証に使用する際、機密性を確保するために使用します。このタイプの属性の例には、アイデンティティーのパスワード属性があります。
暗号化され、ファイルに格納される値を含む属性のリストを指定します。値は暗号化され、格納されますが、アイデンティティーリポジトリ API を呼び出すと、元の復号化された値が返されます。これにより、ユーザーがファイルシステムに直接アクセスし、機密性の高い属性を読み取ることを防ぎます。