Access Manager リポジトリプラグインを設定するために、次の属性を使用できます。
Access Manager リポジトリプラグインを実装するクラスファイルの場所を指定します。
この LDAP サーバー上で許可されている、または実行可能な操作を指定します。この LDAPv3 リポジトリプラグインでサポートされている操作はデフォルト操作だけです。LDAPv3 リポジトリプラグインでサポートされている操作は次のとおりです。
グループ — 読み取り、作成、編集、削除
ユーザー — 読み取り、作成、編集、削除、サービス
エージェント — 読み取り、作成、編集、削除
LDAP サーバー設定とタスクに基づいて、これらのリストからアクセス権を削除できますが、アクセス権の追加はできません。
設定された LDAPv3 リポジトリプラグインが Sun Java Systems Directory Server のインスタンスを指している場合は、「ロール」タイプのアクセス権を追加できます。これ以外の場合は、ほかのデータストアではロールがサポートされていない場合があるため、このアクセス権は追加できません。「ロール」タイプのアクセス権は、次のとおりです。
ロール — 読み取り、作成、編集、削除
サポートする LDAPv3 リポジトリのタイプとして「ユーザー」がある場合は、そのユーザーに対して読み取り、作成、編集、および削除のサービス操作が可能です。言い換えると、「ユーザー」タイプがサポートされている場合は、読み取り、編集、作成、および削除の操作を使用して、アイデンティティーリポジトリからユーザーエントリの読み取り、編集、作成、および削除を実行できます。user=service 操作を使用すると、Access Manager サービスがユーザーエントリ内の属性にアクセスできます。さらに、ユーザーが属するレルムまたはロールにサービスが割り当てられている場合、ユーザーは動的サービス属性にアクセスできます。
また、ユーザーは、割り当てられたすべてのサービスのユーザー属性を管理できます。ユーザーに操作として「サービス」 (user=service) がある場合は、サービス関連の操作がすべてサポートされるように指定されます。それらの操作には、assignService、unassignService、getAssignedServices、getServiceAttributes、removeServiceAttributes、および modifyService があります。
Access Manager によって管理される、Directory Server 内の組織を指す DN を定義します。これは、データストア内で実行されるすべての操作のベース DN となります。
ユーザーがピープルコンテナ内に位置する場合に、ピープルコンテナのネーミング属性を指定します。ユーザーがピープルコンテナ内に位置しない場合、このフィールドは空のままとされます。
ピープルコンテナの値を指定します。デフォルトは people です。
エージェントがエージェントコンテナ内に位置する場合の、エージェントコンテナのネーミング属性。エージェントがエージェントコンテナ内に位置しない場合、このフィールドは空のままとされます。
エージェントコンテナの値を指定します。デフォルトは agents です。
これを有効にした場合、Access Manager リポジトリでは、指定されたアイデンティティーに対して再帰検索が実行されます。たとえば、次のデータ構造で再帰検索を実行します。
root realm1 subrealm11 user5 subrealm12 user6 realm2 user1 user2 subrealm21 user3 user4
結果は、次のようになります。
検索が root から実行され、このレベルでユーザーが定義されていない場合 (amadmin と anonymous は除く)、検索の結果で user1 から user6 が返されます。
検索が realm1 から実行され、ユーザーが定義されていない場合、検索の結果で user5 と user6 が返されます。
検索が realm2 (2 つのユーザーが定義されている) から実行される場合、検索の結果で user1 から user4 が返されます。
この属性をレルムモードのインストールで有効にした場合、Access Manager は、リポジトリに存在するレルムおよびサブレルムごとに対応する組織およびサブ組織を作成します。さらに、新しく作成された組織およびサブ組織に、レルムおよびサブレルムに登録されたサービスが登録されます。レルム DIT と組織 DIT の両方が、データストアに存在します。