ブローカの管理には、imqcmd および imqusermgr コマンド行ユーティリティーを使用します。ブローカを管理する前に、次の作業が必要です。
imqbrokerd ユーティリティーコマンドを使用して、ブローカを起動します。ブローカを実行するまで、ほかのコマンド行ユーティリティーは使用できません。
Message QueueTM 管理ユーザーを設定するか、デフォルトアカウントを使用するかを決定します。管理コマンドを使用する場合、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
Message Queue をインストールすると、デフォルトの単層ファイルのユーザーリポジトリがインストールされます。リポジトリは 2 つのデフォルトエントリと一緒に出荷されます (管理ユーザーとゲストユーザー)。Message Queue をテストする場合、デフォルトのユーザー名とパスワード (admin/admin) を使用して、imqcmd ユーティリティーを実行できます。
本稼動システムをセットアップする場合は、管理ユーザーの認証および認可を設定する必要があります。ファイルベースのユーザーリポジトリの設定、または LDAP ディレクトリサーバーを使用する設定の詳細は、第 7 章「セキュリティーの管理」を参照してください。本稼働環境では、セキュリティー上の理由によりデフォルト以外のユーザー名とパスワードを使用することをお勧めします。
ブローカとの安全な接続を使用する場合、ターゲットブローカインスタンスで ssladmin サービスを設定し有効化します。詳細は、「メッセージの暗号化」を参照してください。