管理サービス (停止することが禁止されているサービス) 以外のサービスを停止するには、pause svc サブコマンドと resume svc サブコマンドを使用します。
次に示すのは、pause svc サブコマンドの構文です。
imqcmd pause svc -n serviceName [-b hostName:portNumber]
このサブコマンドは、デフォルトのブローカ、または指定したホストとポートのブローカで実行している特定のサービスを停止します。たとえば、次のコマンドは、デフォルトのブローカで実行している httpjms サービスを停止します。
imqcmd pause svc -n httpjms -u admin
サービスを停止すると、次のような結果になります。
ブローカは、停止したサービスでの新たなクライアント接続の受け入れを止めます。Message Queue クライアントが新しい接続を開こうとすると、例外が発生します。
停止したサービスの既存の接続はすべて維持されますが、ブローカはサービスが再開されるまでこれらの接続のすべてのメッセージ処理を中断します。たとえば、クライアントがメッセージを送信しようとしても、サービスが再開されるまでは、send メソッドがそれを阻止します。
すでにブローカが受信済みのメッセージのメッセージ配信状態は維持されます。たとえば、トランザクションは中断されず、サービスが再開された時点でメッセージ配信も再開されます。
サービスを再開するには、resume svc サブコマンドを使用します。
次に示すのは、resume svc サブコマンドの構文です。
imqcmd resume svc -n serviceName[-b hostName:portNumber]
このサブコマンドは、デフォルトのブローカ、または指定したホストとポートのブローカで実行している特定のサービスを再開します。