Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

物理的送信先の一覧表示

物理的送信先の現在のプロパティー値、物理的送信先に関連付けられているプロデューサまたはコンシューマの数、物理的送信先内のメッセージの数とサイズなどのメッセージングメトリックスに関する情報を取得できます。

情報を入手する物理的送信先を探す場合はlist dst サブコマンドを使用して、ブローカのすべての物理的送信先を一覧表示します。次に示すのは、list dst サブコマンドの構文です。

list dst [-t destType] [-tmp]

このコマンドは、指定されたタイプの物理的送信先を一覧表示します。送信先のタイプ (-t) オプションの値は、q (キュー) または t (トピック) のいずれかになります。

送信先のタイプを指定しない場合は、すべてのタイプの物理的送信先が一覧表示されます。

list dst サブコマンドを使用すると、任意で、一覧表示する送信先のタイプを指定したり、一時的送信先を含めたりすることができます (-tmp オプションを使用)。一時的送信先はクライアントによって作成され、通常は、そのほかのクライアントへ送信されたメッセージへの返信を受信することを目的としています。

たとえば、myHost のポート 4545 上で実行しているブローカ上の物理的送信先すべてのリストを取得するには次のコマンドを入力します。

imqcmd list dst -b myHost:4545

送信先のタイプ t でトピックのみを指定している場合を除き、デッドメッセージキューの情報 mq.sys.dmq がほかの物理的送信先と一緒に常に表示されます。