Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

物理的送信先の作成

物理的送信先を作成するには、imqcmd create サブコマンドを使用します。次に示すのは、create サブコマンドの構文です。

create dst -t destType -n 
destName [-o property=value
] [-o property=value1]

たとえば、キューの送信先を作成するには、次のようなコマンドを入力します。


imqcmd create dst -n myQueue -t q -o “maxNumActiveConsumers=5”

トピックの送信先を作成するには、次のようなコマンドを入力します。


imqcmd create dst -n myTopic -t t -o “maxBytesPerMsg=5000”

物理的送信先を作成するときには、次の情報を指定する必要があります。

また、物理的送信先を更新する場合、プロパティーも設定できます。

物理的送信先の多くのプロパティーが、ブローカのメモリーリソースおよびメッセージフローに影響します。たとえば、物理的送信先に送信できるプロデューサの数、送信可能なメッセージの数とサイズ、および物理的送信先の制限に達したときにブローカが行う応答を指定できます。この制限は、ブローカの設定プロパティーによって制御されるブローカ全体の制限に似ています。

次のプロパティーは、キューの送信先とトピックの送信先のいずれにも使用します。

次のプロパティーは、キューの送信先にのみ使用します。

物理的送信先のプロパティーについての詳細は、第 15 章「物理的送信先のプロパティーのリファレンス」を参照してください。

自動作成される送信先の場合は、ブローカのインスタンス設定ファイルにデフォルトのプロパティー値を設定します。自動作成されるプロパティーの詳細を、表 14–3 に示しています。