Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

デフォルトのロギングの設定

ブローカは、ローリングログファイルのセットにログ出力を保存するように自動的に設定されます。ログファイルは、関連付けられたブローカのインスタンス名によって識別されるディレクトリに配置されます (付録 A 「プラットフォームごとの Message QueueTM データの場所」を参照)。

…/instances/instanceName/log

注 –

ライフサイクルがアプリケーションサーバーによって制御されるブローカでは、ログファイルはブローカが起動されたドメインのドメインディレクトリのサブディレクトリに配置されます。

…/appServer_domainName_dir/imq/instances/imqbroker/log

ログファイルは、簡単なテキストファイルです。ログファイルは、次のように順番に名前が付けられています。

log.txt
log_1.txt
log_2.txt
…log_9.txt

デフォルトでは、ログファイルは週に 1 回ロールオーバーされ、システムは 9 つのバックアップファイルを保持します。

ブローカでは、ERRORWARNING INFO という、3 つのログレベルがサポートされます。表 10–2 では、それぞれのレベルについて説明します。

表 10–2 ロギングレベル

レベル 

説明 

ERROR

システム障害が生じる可能性のある問題点を示すメッセージです。 

WARNING

システム障害が生じる可能性はないが、留意すべき警告です。 

INFO

メトリックスおよびその他の情報メッセージの報告です。 

ロギングレベルを設定すると、そのレベル以上のメッセージが収集されます。デフォルトのログレベルは INFO なので、ERROR メッセージ、WARNING メッセージ、INFO メッセージはすべてデフォルトで記録されます。