管理コンソールウィンドウのナビゲーション区画にある「Object Stores (オブジェクトストア)」アイテムをクリックし、「Actions (アクション)」メニューから「Add Object Store (オブジェクトストアを追加)」を選択します。
または、オブジェクトストアを右クリックし、ポップアップコンテキストメニューから「Add Object Store (オブジェクトストアを追加)」を選択します。どちらの場合も「Add Object Store (オブジェクトストアを追加)」ダイアログボックス (図 2–11) が表示されます。
「Object Store Label (オブジェクトストアのラベル)」フィールドにオブジェクトストアの名前を入力します。
これにより、管理コンソールでオブジェクトストアを識別するラベルが作成されます。
この演習では、名前 MyObjectStore を入力します。
管理対象オブジェクトを検索するとき使用する JNDI 属性の値を入力します。
「Name (名前)」プルダウンメニューから、指定する属性の名前を選択します。
「Value (値)」フィールドに属性の値を入力します。
「Add (追加)」ボタンをクリックして、指定した属性値を追加します。
プロパティーの概要区画にプロパティーとその値が表示されます。
設定する必要がある属性の数だけ、「オブジェクトストアの追加」から 「オブジェクトストアの追加」の手順を繰り返します。
この演習では、java.naming.factory.initial 属性を次のように設定します。
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory |
さらに、java.naming.provider.url 属性を次のように設定します。
file:///C:/Temp |
または、Solaris または Linux プラットフォームでは file:///tmp に設定します。これらは、ファイルシステムオブジェクトストアを使用している場合に設定する必要がある属性です。LDAP ストアに必要な属性値については、「LDAP サーバーオブジェクトストア」を参照してください。
「OK」をクリックして、オブジェクトストアを追加し、ダイアログボックスを閉じます。
図 2–12 に示すように、新しいオブジェクトストアがナビゲーション区画のオブジェクトストアの下に表示されます。オブジェクトストアのアイコンの上についている赤い×印は、そのオブジェクトストアが現在管理コンソールに接続されていないことを表しています。
ナビゲーション区画のオブジェクトストアをクリックすると、結果の区画にその内容が表示されます。オブジェクトストアにはまだ管理対象オブジェクトを追加していないため、送信先と接続ファクトリのどちらについても「Count (カウント)」列に 0 が表示されます。
オブジェクトストアを追加したら、「Actions (アクション)」メニューまたはポップアップコンテキストメニューの「Properties (プロパティー)」コマンドを使用して、図 2–11 に示す「Add Object Store (オブジェクトストアを追加)」ダイアログに類似した「Object Store Properties (オブジェクトストアのプロパティー)」ダイアログボックスを表示して、プロパティーを表示または変更できます。