Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

オブジェクトマネージャーユーティリティー

オブジェクトマネージャーユーティリティー (imqobjmgr) では、Message Queue 管理対象オブジェクトを作成および管理します。表 13–9 に、使用可能なサブコマンドを示します。

表 13–9 オブジェクトマネージャーのサブコマンド

サブコマンド 

説明 

add

管理対象オブジェクトをオブジェクトストアに追加します 

delete

管理対象オブジェクトをオブジェクトストアから削除します 

list

オブジェクトストア内の管理対象オブジェクトを一覧表示します 

query

管理対象オブジェクトの情報を表示します 

update

管理対象オブジェクトを変更します 

表 13–10 に、imqobjmgr コマンドのオプションを示します。

表 13–10 オブジェクトマネージャーのオプション

オプション 

説明 

-l lookupName

管理対象オブジェクトの JNDI 検索名

-j attribute= value

JNDI オブジェクトストアの属性 (「オブジェクトストア」を参照)

-t objectType

管理対象オブジェクトのタイプ:  

    q: キュー送信先


    t: トピック送信先


    cf: 接続ファクトリ


    qf: キュー接続ファクトリ


    tf: トピック接続ファクトリ


    xcf: 分散トランザクションの接続ファクトリ


    xqf: 分散トランザクションのキュー接続ファクトリ


    xtf: 分散トランザクションのトピック接続ファクトリ


    e: SOAP の端点 (『Message Queue Developer's Guide for Java Clients』を参照)


-o attribute= value

管理対象オブジェクトの属性 (「管理対象オブジェクトの属性」および 第 16 章「管理対象オブジェクト属性のリファレンス」を参照)

-r readOnlyState

管理対象オブジェクトが読み取り専用かどうか 

true の場合、クライアントはオブジェクトの属性を変更できません。デフォルト値: false

-i fileName

サブコマンド節の全体または一部を含むコマンドファイルの名前 

-pre

コマンドを実行せずに結果のプレビューを表示します 

このオプションは、デフォルト属性の値を確認するときに便利です。 

-javahome path

代替 Java ランタイムの場所

デフォルトの動作: システムにインストールされているランタイム、または Message Queue にバンドルされているランタイムが使用されます。

-f

ユーザーの確認なしでアクションを実行します 

-s

サイレントモード (出力の表示なし) 

-v

バージョン情報を表示します [コマンド行に指定したその他のオプションはすべて無視されます。]

-h

使用方法に関するヘルプを表示します

-H

属性リストや例を含む、使用方法に関する詳細なヘルプを表示します