データベースマネージャーユーティリティー (imqdbmgr) では、JDBC ベースの持続データストアのデータベーススキーマを設定します。また、破損した Message Queue データベーステーブルを削除したり、データストアを変更したりすることもできます。表 13–11 に、使用可能なサブコマンドを示します。
表 13–11 データベースマネージャーのサブコマンド
サブコマンド |
説明 |
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create all |
新しいデータベースと持続ストアのスキーマを作成します 組み込みデータベースシステムに使用します。ブローカプロパティー imq.persist.jdbc.createdburl を指定する必要があります。 |
create tbl |
既存のデータベースの持続ストアのスキーマを作成します 外部データベースシステムに使用します。 |
delete tbl |
現在の持続ストアから Message Queue データベーステーブルを削除します |
delete oldtbl |
以前のバージョンの持続ストアから Message Queue データベーステーブルを削除します 持続ストアが Message Queue の現在のバージョンへ自動的に移行されたあとに使用されます。 |
recreate tbl |
持続ストアのスキーマを再作成します 現在の持続ストアから既存の Message Queue データベースをすべて削除したあと、スキーマを再作成します。 |
reset lck |
持続ストアのロックをリセットします ほかのプロセスが持続ストアデータベースを使用できるようにロックをリセットします。 |
表 13–12 に、imqdbmgr コマンドのオプションを示します。
表 13–12 データベースマネージャーのオプション
オプション |
説明 |
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-b instanceName |
ブローカのインスタンス名 |
-Dproperty= value |
ブローカ設定プロパティーを設定します 持続に関連するブローカ設定プロパティーについては、「持続のプロパティー」を参照してください。 注: このオプションを使用してプロパティーを設定するときは、スペルと形式をよく確認してください。誤りのある値は無視され、通知や警告は表示されません。 |
-u name |
認証のためのユーザー名 |
-p password |
認証のためのパスワード [このオプションは異論が多く、最終的には削除される予定です。パスワードを省略して、ユーザーがインタラクティブにパスワードが要求されるようにするか、または -passfile オプションを使用して、パスワードが含まれるパスワードファイルを指定します。] |
-passfile path |
パスワードファイルの場所 詳細については、「パスワードファイル」を参照してください。 |
-v | |
-h |
使用方法に関するヘルプを表示します |