ユーザーマネージャーユーティリティー (imqusermgr) は、単層型ファイルユーザーリポジトリを設定または編集するために使用します。このユーティリティーは、対象のブローカがインストールされているホストで実行する必要があります。ブローカ固有のユーザーリポジトリがまだ存在しない場合は、最初に、対応するブローカインスタンスを起動してリポジトリを作成する必要があります。また、リポジトリに書き込むための適切なアクセス権が必要になります。つまり、Solaris および Linux プラットフォームでは、root ユーザーか、対象のブローカインスタンスを作成したユーザーである必要があります。
表 13–13 に、imqusermgr コマンドで使用可能なサブコマンドを示します。-i オプションでは常に、コマンドの適用対象となるユーザーリポジトリを持つブローカのインスタンス名を指定します。指定しない場合は、デフォルト名 imqbroker が使用されます。
表 13–13 ユーザーマネージャーのサブコマンド
また、表 13–14 に示すオプションは、imqusermgr コマンドのすべてのサブコマンドに適用できます。
表 13–14 一般的なユーザーマネージャーオプション
オプション |
説明 |
---|---|
-f |
ユーザーの確認なしでアクションを実行します |
-s |
サイレントモード (出力の表示なし) |
-v | |
-h |
使用方法に関するヘルプを表示します |