Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

サービス管理ユーティリティー

サービス管理ユーティリティー (imqsvcadmin) では、ブローカを Windows サービスとしてインストールします。表 13–15 に、使用可能なサブコマンドを示します。

表 13–15 サービス管理のサブコマンド

サブコマンド 

説明 

install

サービスをインストールします 

remove

サービスを削除します 

query

起動オプションを表示します 

起動オプションでは、サービスを手動または自動のどちらで起動するか、サービスの場所、Java ランタイムの場所、および起動時にブローカに渡す引数の値を指定できます (表 13–16 を参照)。

表 13–16 に、imqsvcadmin コマンドのオプションを示します。

表 13–16 サービス管理のオプション

オプション 

説明 

-javahome path

代替 Java ランタイムの場所

デフォルトの動作: システムにインストールされているランタイム、または Message Queue にバンドルされているランタイムが使用されます。

-jrehome path

代替 Java Runtime Environment (JRE) の場所

-vmargs arg1 [ [arg2 ] … ]

ブローカサービスを実行する Java 仮想マシン (JVM) に渡す追加の引数 [これらの引数は、Windows の「管理ツール」コントロールパネルの「サービス」ツールで、サービスの「プロパティ」ウィンドウの「全般」タブにある「開始パラメータ」フィールドを使用して指定することもできます。]

例:

imqsvcadmin install -vmargs "-Xms16m -Xmx128m"

-args arg1 [ [arg2] … ]

ブローカサービスに渡す追加のコマンド行引数

例:

imqsvcadmin install -args "-passfile d:\\imqpassfile"

ブローカのコマンド行引数については、「ブローカユーティリティー」を参照してください。

-h

使用方法に関するヘルプを表示します [コマンド行に指定したその他のオプションはすべて無視されます。]

-javahome-vmargs、および -args オプションを使用して指定した情報は、Windows レジストリの次のパスにある JREHomeJVMArgs、および ServiceArgs キーに保存されます。

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iMQ_Broker\Parameters