表 16–6に、クライアントのキュー検索とサーバーセッションに関する接続ファクトリ属性が示されています。imqQueueBrowserMaxMessagesPerRetrieve 属性では、キュー送信先の内容の検索時に一度に取得するメッセージの最大数を指定します。imqQueueBrowserRetrieveTimeout 属性では、メッセージ取得の最大待ち時間を指定します。imqQueueBrowserMaxMessagesPerRetrieve は、検索されるメッセージの総数には影響せず、クライアントランタイムに配信するためにチャンクされる方法だけに影響します。つまり、サイズの大きいチャンクを少数にするか、サイズの小さいチャンクを多数にするか、です。クライアントアプリケーションは、常にキュー内のすべてのメッセージを受信します。属性の値の変更は、パフォーマンスに影響することがありますが、受信するデータの総量には影響しません。ブール型の imqLoadMaxToServerSession 属性では、アプリケーションサーバーセッションでの接続コンシューマの動作を制御します。この属性の値が true の場合、クライアントは、1 回のサーバーセッションで最大数までのメッセージを読み込みます。false の場合は、一度に 1 つのメッセージだけを読み込みます。