『Java Message Service 仕様書』では、Message Queue などの JMS プロバイダが任意でサポートできる、いくつかの標準メッセージプロパティーを定義しています。規定によって、これらの標準プロパティーの名前はすべて、JMSX という文字列で始まります。表 16–7 control whether the Message Queue に示されている接続ファクトリ属性では、クライアントランタイムがこれらいずれかの標準プロパティーを設定するかどうかを制御します。生成されたメッセージについては、次のプロパティーがあります。
JMSXUserID メッセージを送信するユーザーの識別情報
JMSXAppID メッセージを送信するアプリケーションの識別情報
JMSXProducerTXID メッセージが生成されたトランザクションのトランザクション識別子
消費されたメッセージについては、次のものがあります。
JMSXConsumerTXID メッセージが消費されたトランザクションのトランザクション識別子
JMSXRcvTimestamp コンシューマにメッセージが配信された時刻