asadmin get、set、および list コマンドは、Application Server の抽象階層に対するナビゲーションメカニズムを提供するために、連携して動作します。階層には、設定と監視の 2 つがあり、これらのコマンドはこの両方に対して機能します。list コマンドでは、読み取り専用または変更可能な属性を持つ管理コンポーネントの完全修飾のドット表記名で表示されます。
設定階層は、変更可能な属性を提供します。一方、監視階層にある管理コンポーネントの属性は純粋に読み取り専用です。設定階層は、大まかにドメインのスキーマドキュメントに基づいています。list コマンドを使用すると、必要な階層内の特定の管理コンポーネントに到達できます。次に、get および set コマンドを呼び出すと、管理コンポーネントの属性の名前と値を取得したり、値を設定することができます。ワイルドカード (*) オプションを使用すると、指定した完全修飾のドット表記名の中から一致するものをすべて取得することができます。get、set、および list コマンドの使用例については、次のマニュアルページを参照してください。