Sun Java System Access Manager 7.1 配備計画ガイド

エージェントプロファイルを使用した認証

Access Manager への認証を行うには、J2EE エージェントが使用するエージェントプロファイルを Access Manager 管理コンソールで作成する必要があります。Web エージェントもエージェントプロファイルを使用できます。これにより、各 Web エージェントに一意のユーザー名 (エージェント ID) とパスワードを設定できるようになります。エージェントプロファイルの作成手順については、Access Manager コンソールのオンラインヘルプを参照してください。

エージェントプロファイルを使用すると、ポリシーエージェントのパスワードとユーザー名 (エージェント ID) を、配備ごとの必要に応じて変更できるようにもなります。必要な場合にパスワードとユーザー名を変更するには、次の一般的な手順に従います。

  1. Access Manager 管理者 (amadmin) として Access Manager コンソールにログインします。

  2. ポリシーエージェントのエージェントプロファイルで、必要に応じてパスワードとユーザー名 (エージェント ID) を変更します。プロファイルを保存します。

  3. 手順 2 で変更した新しいエージェントパスワードを、Web エージェントの場合は crypt_util ユーティリティーを使用して、J2EE エージェントの場合は agentadmin ユーティリティーと --encrypt オプションを使用して暗号化します。

  4. ポリシーエージェントの AMAgent.properties ファイルで、次のプロパティーを設定します。

    • Web エージェントの場合: com.sun.am.policy.am.password プロパティーに、手順 3 で新しく暗号化したパスワードを設定します。ユーザー名 (エージェント ID) も変更した場合は、com.sun.am.policy.am.username プロパティーに、手順 2 で変更した新しいユーザー名 (エージェント ID) を設定します。

    • J2EE エージェントの場合: com.iplanet.am.service.secret プロパティーに、手順 3 で新しく暗号化したパスワードを設定します。ユーザー名 (エージェント ID) も変更した場合は、com.sun.identity.agents.app.username プロパティーに、手順 2 で変更した新しいユーザー名 (エージェント ID) を設定します。

  5. 新しいパスワード (および、変更した場合は新しいユーザー名) を有効にするために、Web エージェントの Web コンテナを再起動します。

エージェントプロファイルの作成および設定とパスワードの暗号化については、Access Manager Policy Agent 2.2 のマニュアルコレクションを参照してください。

http://docs.sun.com/coll/1322.1