Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)

インストール済みディレクトリのレイアウト

共有コンポーネントである Monitoring Framework は、必要になるたびに自動的にインストールされます。各オペレーティングシステムでインストールされるパッケージの名前については、『Sun Java Enterprise System 5 インストールリファレンス (UNIX 版)』の第 5 章「インストール可能なパッケージの一覧」を参照してください。次の表は、Monitoring Framework パッケージ内のディレクトリについての説明です。「デフォルトのパスとファイル名」で説明するように、デフォルトのインストールディレクトリ mfwk-base には次の意味があります。

表 2–1 Monitoring Framework によって使用されるディレクトリ

パス 

内容の説明 

mfwk-base/config

設定ファイルのテンプレート 

Solaris システム: mfwk-base/lib

Linux システム: mfwk-base/share/lib

Java アーカイブ (.jar) ファイル

Solaris システム: mfwk-base/lib

Linux システム: mfwk-base/share/lib

32 bit 実行時ライブラリファイル (.so)

Solaris SPARC® システム: mfwk-base/lib/sparcv9

Solaris x86 システム: mfwk-base/amd64

Linux システム: mfwk-base/lib64

64 ビット実行時ライブラリファイル (.so)

mfwk-base/bin

公開スクリプトと非公開バイナリ 

mfwk-base/mib

Monitoring Framework によってサポートされる SNMP MIB のテキストバージョン 

mfwk-base/xml

(mfwksetup コマンドによって配備される) エージェントおよびマスターエージェント用の共通エージェントコンテナ記述子テンプレート

mfwk-base/dtd

OSS/J 機能用の DTD ファイル 

/etc/mfwk-base/config

セキュリティー関連を含む設定ファイル 

/etc/mfwk-base/xml

エージェントおよびサンプル用の共通エージェントコンテナ記述子 

/var/mfwk-base/logs

Monitoring Framework のログファイル 

/var/mfwk-base/reports

監視ルールレポートのベースディレクトリ 

/var/mfwk-base/alarms

アラームファイルのリポジトリ