Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)

説明

mfwkadm ユーティリティーは、ノードエージェントとも呼ばれる Monitoring Framework エージェントを管理するためのコマンド行インタフェースです。ノードエージェントは共通エージェントコンテナの内部で実行されます。mfwkadm ユーティリティーを使用して、ノードエージェントを停止および再起動したり、エージェントが実行する監視ジョブを管理したりできます。このコマンドは、ノードエージェントが動作しているホストと同じホストから実行することをお勧めします。このコマンドの引数は、ここで示されている順序どおりに指定する必要があります。

出力メッセージの言語を変更するには、使用する言語のロケールに対応した値を LC_MESSAGE 環境変数に設定します。mfwkadm コマンドは、lib/resources ディレクトリ内の JesmfMessages_locale.pm という名前のファイルに格納されているメッセージを使用します。指定されたロケールに対応するメッセージファイルが存在しないか、ロケールを指定しない場合、mfwkadm コマンドは JesmfMessages.pm ファイル内のデフォルトのメッセージセットを使用します。

mfwkadm ユーティリティーのサブコマンドを次に示します。アスタリスク (*) の付いたコマンドを使用するには、共通エージェントコンテナが実行中でノードエージェントがロードされている必要があります。

ノードエージェントが起動してから mfwkadm ユーティリティーが使用可能になるまでの間には、ロードする共通エージェントコンテナモジュールの数に応じて数秒から数分の遅延が発生します。この期間中は、コマンドを実行しようとしても明示的なメッセージを出して失敗します。