パフォーマンス監視ジョブを作成できるオブジェクトについて、現在監視可能なすべてのクラスの一覧を表示します。
パフォーマンス監視ジョブを作成できる、現在監視可能なすべてのオブジェクトの一覧を表示します。デフォルトでは、すべての監視可能クラスの、またすべてのドメイン内のすべてのオブジェクトが一覧表示されます。オブジェクトの一覧はクラス名でソートされます。
オプションの objectClass を指定すると、その特定クラスの監視可能オブジェクトのみに出力が限定されます。objectClass は、pm-job observable-classes サブコマンドによって一覧表示されるいずれかのクラスである必要があります。
オプションの objectDomain を指定すると、そのドメイン内の監視可能オブジェクトのみに出力が限定されます。オブジェクトのドメインは、オブジェクトの名前のうちコロン (:) 記号よりも前の文字列の部分です。
objectClass で指定されたオブジェクトクラスのすべての監視可能属性の一覧を表示します。属性はその名前および型とともに表示されます。objectClass は、pm-job observable-classes サブコマンドによって一覧表示されるパフォーマンス監視ジョブをサポートするクラスのいずれかである必要があります。
現在定義されているすべてのパフォーマンス監視ジョブの一覧を表示します。定義されているパフォーマンス監視ジョブが存在するオブジェクトごとにジョブが一覧表示され、オブジェクトはそのクラス名によってソートされます。各ジョブについて表示される情報は、pm-job info サブコマンドによって表示されるものと同じです。
セキュリティー:共通エージェントコンテナを起動したユーザー以外によって実行された場合、ジョブは表示されません。
jobName で指定されたパフォーマンス監視ジョブについての詳細情報を表示します。jobName は、pm-job list サブコマンドによって表示されるジョブである必要があります。このサブコマンドは次の情報を表示します。
パフォーマンス監視ジョブの名前。
パフォーマンス監視ジョブのタイプ。「by object」(オブジェクト別) または「by class」(クラス別) のいずれか。オブジェクト別ジョブは、1 つ以上の名前付きオブジェクトインスタンスを監視します。クラス別ジョブは、オブジェクトクラスのすべてのインスタンスを監視します。mfwkadm ユーティリティーではクラス別ジョブを作成できないことに注意してください。
パフォーマンス監視ジョブの状態。「active on-duty」(アクティブで監視中)、「active off-duty」(アクティブのみ)、または「suspended」(停止中) のいずれか。「アクティブで監視中」のジョブは、その時点でスケジュールに従って実行中であり、かつデータを収集中です。「アクティブのみ」のジョブは実行中ですが、その時点で作業スケジュール外であるためデータは収集していません。「停止中」のジョブは実行されておらず、データも収集していません。パフォーマンス監視ジョブの実行状態を変更するには、pm-job suspend および pm-job resume サブコマンドを使用します。
パフォーマンス監視ジョブの粒度 (秒数)。これは、このジョブによるデータ収集の間隔です。
監視ジョブのレポート期間。レポート期間と粒度の積により、通知頻度が算出されます。たとえば、粒度が 10 秒でレポート期間が 6 の場合、イベント別のジョブレポートは 10 秒おきにデータを収集し、6 つのレポートを含む通知を 60 秒 (10*6) おきに送信します。ジョブがファイル別のレポートも行っている場合、このジョブは 6 つの生成されたファイルの場所を含むイベントを 60 秒おきに送信します。
パフォーマンス監視ジョブがイベント別のレポートを行っているかどうか。これは、パフォーマンス監視ジョブの結果が、登録済みクライアントに通知として送信されることを意味します。
パフォーマンス監視ジョブがファイル別のレポートを行っているかどうか。これは、パフォーマンス監視ジョブのレポートがローカルファイルに書き込まれ、ファイル名を含む通知が登録済みクライアントに送信されることを意味します。
パフォーマンス監視ジョブのレポート形式。これは常に XML です。
パフォーマンス監視ジョブのスケジュール。スケジュールは、ジョブが「アクティブで監視中」(データを収集する) または「アクティブのみ」(データは収集しない) の状態になる日時を指定します。
オブジェクト別ジョブについては、次の情報が表示されます。
名前でソートされた監視対象オブジェクトの一覧。
監視可能属性のうち一部のみが指定されている場合、監視対象オブジェクトの監視対象属性が名前および型別に一覧表示されます。
クラス別ジョブについては、次の情報が表示されます。
名前でソートされた監視対象クラスの一覧。
監視可能属性のうち一部のみが指定されている場合、監視対象クラスの監視対象属性が名前および型別に一覧表示されます。これらの属性はすべてのクラスに共通です。
セキュリティー:共通エージェントコンテナを起動したユーザー以外によって実行された場合、情報は表示されません。
1 つ以上のオブジェクトを対象とした新しいパフォーマンス監視ジョブを作成します。mfwkadm コマンドでは、クラス別ジョブは作成できません。パフォーマンス監視ジョブを作成するとき、次のパラメータを設定できます。
パフォーマンス監視ジョブを一意に識別する文字列。jobName には、ほかのパフォーマンス監視ジョブによってすでに使用されている文字列は指定できません。
ジョブが「アクティブで監視中」のときに、2 回の連続する測定データ収集の開始間隔を秒数で指定します。粒度期間の指定例は、300 秒 (5 分)、900 秒 (15 分)、1800 秒 (30 分おき)、3600 秒 (1 時間おき) などです。ほとんどの場合、300 秒の粒度期間で十分です。一部の測定値については、より大きな粒度期間でデータを収集すると効果的な場合があります。
パフォーマンス監視ジョブがデータを収集してレポートする、1 つ以上の監視対象オブジェクト。objectName は、pm-job list または pm-job observable-objects サブコマンドによって表示されるオブジェクトである必要があります。「object=objectName」パラメータを複数指定すると、複数のオブジェクトを監視する 1 つのパフォーマンス監視ジョブが作成されます。
セキュリティー:このサブコマンドを実行できるのは、共通エージェントコンテナを起動したユーザーに限られます。
jobName で指定されたパフォーマンス監視ジョブを削除します。jobName は、pm-job list サブコマンドによって表示されるジョブである必要があります。
セキュリティー:このサブコマンドを実行できるのは、共通エージェントコンテナを起動したユーザーに限られます。
jobName で指定されたパフォーマンス監視ジョブを停止します。停止されたジョブは、そのスケジュールに関係なく、実行されずデータも収集しません。ただし、ジョブの定義は残り、pm-job resume サブコマンドによってそのジョブを再びアクティブにすることができます。jobName は、pm-job list サブコマンドによって表示されるジョブである必要があります。
セキュリティー:このサブコマンドを実行できるのは、共通エージェントコンテナを起動したユーザーに限られます。
jobName で指定されたパフォーマンス監視ジョブを再開します。再開されたジョブは、そのスケジュールに従ったデータ収集およびレポート送信を開始します。jobName は、pm-job list サブコマンドによって表示されるジョブである必要があります。これは、pm-job suspend サブコマンドとペアで機能するコマンドです。
セキュリティー:このサブコマンドを実行できるのは、共通エージェントコンテナを起動したユーザーに限られます。