クラスタに属しているが、DAS が実行されていないマシン上で実行されるサーバーインスタンスは、<host-name>-<domain-name> と言う名前のノードエージェントを使用して作成されます。ここで、host-name は clinstance.conf ファイル内でその特定のインスタンス用に設定された名前であり、domain-name は、このクラスタが属するドメインの名前です。
DAS 上でのアップグレード処理が完了したら、クラスタ化されたインスタンスを実行する必要があるほかのマシン上に Application Server 8.2 をインストールします。
install-dir/nodeagents/ の下にあるノードエージェントのディレクトリを、DAS マシンからクライアントマシンへコピーします。たとえば、DAS が HostA 上にインストールされており、クライアントマシンの名前が HostB である場合、アップグレード処理を実行すると、「HostB_ <domain_name>」という名前のノードエージェントが、HostB のノードエージェントとして作成されます。したがって、HostB_<domain_name> を HostA<AS82_install_dir>/nodeagents/HostB_<domain_name> ディレクトリから HostB<AS82_install_dir>/nodeagents にコピーします。コピーし終わったら、そのコピーしたノードエージェントのディレクトリを HostA から削除します。
DAS を起動します。
HostB 上の HostB_<domain_name> という名前のノードエージェントを起動します。DAS およびリモートインスタンスとのランデブーを行うノードエージェントが HostB に作成され、配備されたアプリケーションがコピーされます。