Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 アップグレードと移行

ポートの競合問題の解消

ソースサーバーを Application Server 8.1 EE にアップグレードし終わったら、ドメインを起動します。ノードエージェントを起動します。すると、デフォルトでサーバーインスタンスが起動します。管理コンソールを起動し、これらのサーバーが起動されていることを確認します。実行されていないサーバーが見つかった場合、install_dir/nodeagents/node-agent-name/server_name/logs/server.log ファイル内で、ポートの競合によるエラーが発生していないか確認します。ポートの競合によるエラーが発生していた場合、管理コンソールを使って競合が解消されるようにポート番号を変更します。ノードエージェントとサーバーをいったん停止し、再起動します。

Application Server 7.x SE または EE からのアップグレード時に、7.x サーバー内のいずれかのインスタンスが Application Serve 8.2 インストールによって作成されたデフォルトドメインに割り当てられたデフォルトポートと同じである場合は、ポートの競合が発生します。Application Server 8.2 EE でドメインが作成された場合にデフォルトで割り当てられるポートの値については、次のリストを参照してください。このような場合は、アップグレード後に管理コンソールを起動し、server-config のリスナーのポートを競合しないポート番号に変更してください。


注 –

Application Server 8.2 EE のデフォルトポートは、次のとおりです。