Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

遮断レベルの設定

データベースサーバー上での接続プールのトランザクション遮断レベルを制御する設定には、次の 2 つがあります。

トランザクション遮断レベルを指定しないようにしてください。それが不可能な場合は、「遮断レベルを保証」を false に設定することを検討し、アプリケーションがプログラミングによって接続の遮断レベルを変更しないことを確認してください。

遮断レベルを指定する必要がある場合には、できるだけ高いパフォーマンスが得られるレベルを指定してください。次に、遮断レベルの一覧をパフォーマンスの高い順に示します。

  1. READ_UNCOMMITTED

  2. READ_COMMITTED

  3. REPEATABLE_READ

  4. SERIALIZABLE

最高のパフォーマンスが得られ、かつ並行性や整合性に関するアプリケーションのニーズも満たせるような遮断レベルを選択してください。