データベースサーバー上での接続プールのトランザクション遮断レベルを制御する設定には、次の 2 つがあります。
トランザクション遮断レベル: プール内のデータベース接続のトランザクション遮断レベルを指定します。このパラメータが指定されなかった場合、プールは、JDBC ドライバが提供するデフォルトの遮断レベルを使用します。
遮断レベルを保証: プールから取得されたすべての接続が、「トランザクション遮断レベル」パラメータに指定された遮断レベルを持つことを保証します。トランザクション遮断レベルが指定された場合にのみ適用されます。デフォルト値は true です。
この設定は、一部の JDBC ドライバのパフォーマンスに、ある程度の影響を与える可能性があります。アプリケーションが接続を返す前にその遮断レベルを変更しないことが確実である場合には、false に設定します。
トランザクション遮断レベルを指定しないようにしてください。それが不可能な場合は、「遮断レベルを保証」を false に設定することを検討し、アプリケーションがプログラミングによって接続の遮断レベルを変更しないことを確認してください。
遮断レベルを指定する必要がある場合には、できるだけ高いパフォーマンスが得られるレベルを指定してください。次に、遮断レベルの一覧をパフォーマンスの高い順に示します。
READ_UNCOMMITTED
READ_COMMITTED
REPEATABLE_READ
SERIALIZABLE
最高のパフォーマンスが得られ、かつ並行性や整合性に関するアプリケーションのニーズも満たせるような遮断レベルを選択してください。