Application Server では、JDBC を使用して HADB データが保存および取得されます。最適なパフォーマンスを得るには、もっとも高速と予測される HADB 読み取り/書き込み操作に対して JDBC 接続プールを設定してください。
JDBC 接続プールは、管理コンソールの「リソース」 > 「JDBC」 > 「接続プール」 > 「pool-name」で設定します。接続プールの設定には次の項目があります。
初期および最小プールサイズ: プール内で維持される初期および最小接続数 (デフォルトは 8)
最大プールサイズ: クライアント要求に応じるために作成できる接続の最大数 (デフォルトは 32)
プールサイズ変更量: アイドルタイムアウト時間が経過したときに削除する接続数
アイドルタイムアウト: プールで接続がアイドル状態のままでいられる最長時間 (秒単位)。デフォルトは 300
最大待ち時間: 接続がタイムアウトになるまでに、呼び出し側が待つ時間 (ミリ秒単位)
最適なパフォーマンスを得るには、ノードあたりの接続数が 8 〜 16 のプールを使用します。たとえば、4 つのノードが設定されている場合は、通常プールサイズを 32 に、最大プールサイズを 64 に設定します。「アイドルタイムアウト」と「プールサイズ変更量」の値は、監視統計に基づいて調整します。
最適なパフォーマンスを得るには、次の設定を使用します。
接続検証: Required
検証方法: meta-data
トランザクション遮断レベル: repeatable-read
cacheDatabaseMetaData: false
eliminateRedundantEndTransaction: true
プロパティーを追加するには、「プロパティーを追加」ボタンをクリックし、プロパティー名と値を指定して、「保存」をクリックします。
JDBC 接続プールの設定の詳細については、「JDBC 接続プールのチューニング」を参照してください。