Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (Windows 版)

Service Registry のアンインストール動作

表 7–9 Service Registry のアンインストールの詳細

トピック 

詳細 

設定データ 

レジストリ設定プロセスは、レジストリデータベースドメインおよびサーバーキーストアを JavaES-install-dir ディレクトリ内にインストールします。

このディレクトリは、Service Registry をアンインストールしても削除されません。この安全メカニズムにより、将来のインストールまたはリリースで使用するために、必要に応じてデータベースを残しておくことができます。 

このコンポーネントに必要なその他のインストール 

Application Server (ドメイン管理サーバーとコマンド行管理ツール) 

HADB 

Message Queue 

このインストールを必要とする製品 

なし 

アンインストール前の作業 

1. 次のコマンドを使って、Service Registry ドメインを停止します。 

JavaES-install-dir\share\ant\bin\ant.bat -f build-install.xml appserver.domain.stop

2. 次のコマンドを使って、Service Registry ドメインを削除します。 

JavaES-install-dir\share\ant\bin\ant.bat -f build-install.xml appserver.domain.delete

レジストリデータベースを将来の使用のために保存しておく場合は、レジストリを再インストールする前に、ServiceRegistry-base ディレクトリを別の場所にコピーします。

アンインストール後の作業 

場合によっては、アンインストーラではインストールファイルの一部またはすべてが削除されないことがあります。最終的なクリーンアップを行うには、ServiceRegistry-base ディレクトリとその内容を削除します。

Service Registry データベース、ドメイン、およびキーストアが格納されたディレクトリは、レジストリのアンインストール時に削除されません。 

必要であれば、このディレクトリを手動で削除してもかまいません。ただし、このデータベースを保存しておき、将来のインストール時やリリース時に使用するには、レジストリの再インストール前にそれらのディレクトリを別の場所にコピーし、再インストール後にそれを元の場所にコピーして戻します。 

データベースとキーストアファイルの復元後、プラットフォーム固有のバリアントを使用して次のコマンドを実行します。 

JavaES-install-dir\share\ant\bin\ant.bat -f build-install.xml appserver.domain.stop export.registryOperatorCert install.cacerts appserver.domain.start