次に示す問題は Message Queue の管理および設定に関係するものです。
Windows コンピュータで CLASSPATH に二重引用符が含まれている場合、imqadmin および imqobjmgr ユーティリティーはエラーをスローします (バグ ID 5060769)。
回避策: このエラーメッセージは無視してかまいません。ブローカはすべてのエラーの通知コンシューマを正しく処理します。このエラーは、システムの信頼性には影響を与えません。
すべての Solaris および Windows スクリプトで、-javahome オプションが、値に空白文字が含まれると動作しません (バグ ID 4683029)。
javahome オプションは Message Queue コマンドおよびユーティリティーで使用し、使用する代替の Java 2 互換のランタイムを指定します。ただし、代替の Java 2 互換のランタイムへのパスには、空白文字を含めることはできません。次に例を示します。
Windows の場合 C:/jdk 1.4
Solaris の場合: /work/java 1.4
回避策: Java ランタイムを、空白文字が含まれない場所またはパスにインストールします。
imqQueueBrowserMaxMessagesPerRetrieve 属性は、クライアントランタイムがキュー送信先の内容を検索するときに一度に取得することのできるメッセージの最大数を指定します。クライアントアプリケーションは常に、キューにあるすべてのメッセージを取得します。そのため、imqQueueBrowserMaxMessagesPerRetrieve 属性は、キューにあるメッセージを分割してクライアントランタイムに配信する方法に影響します。つまり、複数の小さいメッセージと少数の大きなチャンクのどちらに分割するかを指定します。この属性は、参照されるメッセージの合計数には影響しません。この属性の値を変更するとパフォーマンスに影響が出る可能性はありますが、クライアントアプリケーションの取得するデータ量が変動することはありません (バグ ID 6387631)。