Monitoring Framework とのインタフェースを C ライブラリに依存するコンポーネントは、Linux オペレーティング環境で動作するときに Monitoring Console での表示が遅くなる場合があります。
解決方法: なし。
C ライブラリに依存するコンポーネントと、同じホスト上のノードエージェント間のプロセス間通信はセキュリティー保護されません。デフォルトでは、通信はループバックインタフェースを使用してセキュリティーリスクを軽減します。
解決方法: なし。
Monitoring Framework とのインタフェースを Java ライブラリに依存するコンポーネントでは、SNMP 経由でのアクセス時にパフォーマンスの問題が発生する場合があります。
解決方法: なし。
Solaris 9 のバグが原因で、宛先が IPv4 アドレスであるパケットが IPv6 ソケット上のリスナーに配信されません。これにより、ノードエージェントと、そのホスト上の監視対象コンポーネントの間で検出メカニズムが遮断されます。
解決方法: 次のコマンドを使用して、ノードエージェントの JVM に強制的に IPv4 ソケットを待機させます。
cacaoadm stop oldvalue=`cacaoadm get-param java-flags --value` cacaoadm set-param java-flags="${oldvalue} -Djava.net.preferIPv4Stack=true" |
次に、ノードエージェント、マスターエージェント、および Monitoring Console を、『Sun Java Enterprise System 5 Update 1 Monitoring Guide』の「To Restart a Node Agent」で示す手順で再起動します。
ノードエージェント上の時刻と、マスターエージェントホスト上の時刻のずれが大きすぎる場合、Monitoring Console でのそのノードの追加は失敗します。マスターエージェントの Monitoring Framework のエラーログには、「JRMP 接続確立中の」重大なエラーが報告されます。
解決方法: 両方のホストで時刻が同期するように設定します。
HP-UX オペレーティングシステムのノードエージェントで、多数の監視ルールが並行的に作成されると、Java 仮想マシン (JVM) のスレッド数がカーネルパラメータの上限を超え、OutOfMemory 例外が発生することがあります。
解決方法: 『Sun Java Enterprise System 5 Update 1 Monitoring Guide』の「To Optimize Kernel Parameters for Monitoring Framework on HP-UX」で示すように、HPjconfig ツールをダウンロードし、実行します。
Windows で mfwkadm コマンドを実行すると、次のエラーが生成されます。
'C:\Program' is not recognized as an internal or external command, operable program or batch file. |
解決方法: ファイル C:\Program Files\Sun\JavaES5\share\mfwk\bin\masetup.bat の 4 行目で、行頭に REM を追加してコメントにします。
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次の一覧は、Monitoring Framework で確認されているその他の既知の問題を示しています。
Linux で、IPv6 が有効なときに、検出が機能しない