Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイ設定

この節では、ゲートウェイサブコンポーネントのインストール時に、インストーラに指定するゲートウェイ情報を示します。

表 3–33 Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイのインストール時に必要となるゲートウェイに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

プロトコル 

SRA_GW_PROTOCOL

ゲートウェイが通信に使用するプロトコル (HTTP または HTTPS)。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。ほとんどの場合、ゲートウェイでは HTTPS を使用する必要があります。

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は https です。

ホスト名 

SRA_GW_HOSTNAME

ゲートウェイサブコンポーネントのインストール先ホストの名前。たとえば、完全修飾ドメイン名が siroe.subdomain1.example.com の場合、ホスト名は siroe です。

デフォルト値は、ローカルホストの名前です。 

サブドメイン 

SRA_GW_SUBDOMAIN

ゲートウェイホストのサブドメイン名。 

デフォルト値は存在しません。 

ドメイン 

SRA_GW_DOMAIN

ゲートウェイホストのドメイン名。たとえば、完全修飾ドメイン名が siroe.example.com の場合、この値は example.com となります。

デフォルト値は、ローカルホストのドメインです。 

ホスト IP アドレス 

SRA_GW_IPADDRESS

Access Manager ホストの IP アドレス。Portal Server に対して Access Manager がインストールされたホストの IP アドレスを指定します。 

デフォルト値は、ローカルホストの IP アドレスです。 

アクセスポート 

SRA_GW_PORT

ゲートウェイホストの待機ポート。 

デフォルト値は 443 です。

ゲートウェイプロファイル名 

SRA_GW_PROFILE

ゲートウェイが待機するポート、SSL オプション、プロキシオプションなど、ゲートウェイの設定に関連する情報を含むゲートウェイプロファイル。 

デフォルト値は default です。