Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイアクセス

Portal Server のインストール時に、Portal Server Secure Remote Access コアがインストールされます。「Secure Remote Access を有効」をオンにすると (デフォルト値はオフ)、次の表に示す情報を指定するようインストーラにより求められます。

表 3–32 Portal Server Secure Remote Access 情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

ゲートウェイプロトコル

SRA_GATEWAY_PROTOCOL

Portal Server との通信時にゲートウェイが使用するプロトコル。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は https です。

Portal Server ドメイン

SRA_SERVER_DOMAIN

Portal Server のインストール先ドメインの名前。デフォルト値は、ホストのドメイン名です。 

たとえば、完全修飾ドメイン名が siroe.subdomain1.example.com の場合、subdomain1.example.com を入力します。

ゲートウェイドメイン

SRA_GATEWAY_DOMAIN

ゲートウェイのインストール先ドメインの名前。デフォルト値はホストのデフォルトドメインです。 

たとえば、ゲートウェイホストの完全修飾ドメイン名が siroe.subdomain1.example.com である場合は、subdomain1.example.com と入力します。

ゲートウェイポート 

SRA_GATEWAY_PORT

ゲートウェイホストの待機ポート。 

デフォルト値は 443 です。

ゲートウェイプロファイル名 

SRA_GATEWAY_PROFILE

リスナポート、SSL オプション、プロキシオプションなどのゲートウェイ設定情報を含むプロファイル。 

デフォルト値は default です。

ログのユーザーパスワード 

SRA_LOG_USER_PASSWORD

ルート以外のアクセス権を持つ管理者がゲートウェイログファイルにアクセスするためのパスワード。