Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Access Manager コンソールのサービス情報

この節では、インストーラの実行時に指定する必要のある Access Manager コンソールのサービス情報について説明します。

表 3–7 Access Manager コンソールの Access Manager サービス情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

管理コンソール:

新しいコンソールを配備または既存コンソールを使用 

USE_DSAME_SERVICES_WEB_CONTAINER

CONSOLE_REMOTE

Access Manager がインストールされるホストの Web コンテナにコンソールを配備するには、新規コンソールの配備を選択します。 

レルムモードのリモートホストに配置されている (またはこれから配備する) 既存のコンソールを使用する場合は、「既存コンソールを使用」を選択します。デフォルト値は False です。 

どちらの場合も、コンソール配備 URI とパスワード配備 URI を指定します。既存のコンソールを使用する場合は、コンソールホスト名とコンソールポートも指定する必要があります。 

コンソール配備 URI 

CONSOLE_DEPLOY_URI

Access Manager の旧バージョンモード (AccessManager 6.x 互換) コンソールに関連する HTML ページ、クラス、および JAR ファイルにアクセスするための URI プレフィックス。旧バージョンモードだけに適用されます。デフォルト値は amconsole です。

注意: AM_REALM が Enabled の場合 (レルムモード 7.x を設定)、CONSOLE_DEPLOY_URI は無視されます。

コンソールホスト名 

CONSOLE_HOST

既存のコンソールをホストするサーバーの完全修飾ドメイン名。コンソールを新たに配備する場合は、この値を指定する必要はありません。グラフィカルインストールモードでは、既存のコンソールを使用する場合のみ、このフィールドを編集できます。 

デフォルト値には、「ホスト」に指定した値 (IS_SERVER_HOST)、ドット、および共通サーバー設定で指定した「DNS ドメイン名」の値が含まれます。

たとえば、ホストが siroe、ドメインが example.com であれば、デフォルト値は siroe. example .com になります。

コンソールポート 

CONSOLE_PORT

既存のコンソールが接続を待機しているか、これから待機するポート。0 〜 65535 の範囲内で、有効かつ未使用の任意のポート番号を使用できます。 

コンソールを新たに配備する場合は、この値を指定する必要はありません。グラフィカルインストールモードでは、既存のコンソールを使用する場合のみ、このフィールドを編集できます。 

デフォルト値は、次のいずれかの Web コンテナポートで指定した値となります。 

  • Web Server のデフォルト値は 80 です。

  • Application Server のデフォルト値は 8080 です。