この節では、Web コンテナの詳細設定を行う際にインストーラに指定する必要のあるサービス情報について説明します。
表 3–6 Web コンテナ指定用の Access Manager サービス情報
ラベルと状態ファイルのパラメータ |
説明 |
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ホスト名 |
Java ES をインストールするホストの完全修飾ドメイン名。 デフォルト値は、ローカルホストの完全修飾ドメイン名です。 |
サービス配備 URI |
アイデンティティー管理およびポリシーサービスコアサブコンポーネントに関連する HTML ページ、クラス、および JAR ファイルにアクセスするための URI (Uniform Resource Identifier) プレフィックス。この URI は、レルム (AccessManager 7.x 互換) コンソールにアクセスするために使用します。 デフォルト値は amserver です。先頭にスラッシュを入力しないでください。 |
共通ドメイン配備 URI |
Web コンテナ上の共通ドメインサービスにアクセスするための URI プレフィックス。 デフォルト値は amcommon です。先頭にスラッシュを入力しないでください。 |
Cookie ドメイン |
Access Manager がユーザーにセッション ID を付与する場合に、Access Manager がブラウザに返す、信頼できる DNS ドメインの名前。 この値は、example.com などの単一の最上位ドメインに限定することができます。この場合、セッション ID で example.com のすべてのサブドメインの認証が得られます。 また、.corp.example.com,.sales.example.com のように、コンマで区切ってサブドメインを指定することもできます。この場合、セッション ID でリスト内のすべてのサブドメインの認証が得られます。 リスト内の各ドメインの先頭に、ドット (.) を指定する必要があります。 デフォルト値は、現在のドメインにプレフィックスとしてドット (.) を付加した値となります。 |
パスワード配備 URI |
Access Manager を実行する Web コンテナが使用する、ユーザー指定の文字列と対応する配備済みアプリケーション間のマッピングを決定する URI。これは、Access Manager パスワードリセットサービスの URI です。 デフォルト値は ampassword です。先頭にスラッシュを入力しないでください。 |
CONSOLE_PROTOCOL |
Web Server が Web Server ポート上で待機する際に使用するプロトコル。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 デフォルト値は HTTP です。 |