Sun Java System Portal Server 7.1 Update 2 リリースノート

Sun Java System Portal Server 7.1 Update 2 リリースノート

このリリースノートには、Sun JavaTM System Portal Server 7.1 Update 2 リリース時点における重要な情報が記載されています。ここでは、docs.sun.com SM ですでに入手可能になっている Sun Java System Portal Server 7.1 マニュアルを補足する新機能、拡張機能、既知の問題、制限事項などについて説明します。Portal Server 7.1 Update 2 をご使用になる前に、このリリースノートをお読みください。

このリリースノートの最新情報は、次の Sun Java System マニュアル Web サイトで参照できます。docs.sun.com 。ソフトウェアをインストールおよび設定する前だけでなく、それ以降も定期的にこの Web サイトをチェックして、最新のリリースノートと製品マニュアルを確認してください。

このリリースノートは、次の節で構成されています。

このガイドで参照されるサードパーティーの URLで、詳細な関連情報を得ることができます。


注 –

このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。


リリースノートの変更履歴

表 1 変更履歴

日付 

変更点 

2007 年 8 月 31 日 

『Sun Java System Portal Server 7.1 Update 2 リリースノート』のリリース 

Portal Server 7.1 Update 2 について

Sun Java System Portal Server 7.1 Update 2 は、エンドユーザーがリソースとアプリケーションにアクセスするためのポータルデスクトップ環境を提供します。また、Portal Server は、ポータルデスクトップからインターネットコンテンツの整理とアクセスを可能にする検索エンジンのインフラストラクチャーも提供します。

Portal Server 7.1 Update 2 は、ブログポートレット、コミュニティー機能、および AJAX デスクトップなどの追加機能を提供します。Solaris および Linux プラットフォームの場合、Java ES インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 2 をインストールするか、またはパッチを使用して既存の Portal Server 7.1 インストール環境を Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードすることができます。


注 –

Portal Server 7.1 Update 2 は Windows プラットフォームではサポートされていません。


また Portal Server は、リモートユーザーがインターネットを経由して組織のネットワークとそのサービスに安全にアクセスできるようにする、Secure Remote Access (SRA) もサポートします。また、このリリースは、組織に対して、従業員、ビジネスパートナー、一般の人々など、あらゆる対象読者向けにコンテンツ、アプリケーション、データへのアクセスを提供するセキュアなインターネットポータルを提供します。

この節では、次の点を説明します。

新機能

Portal Server 7.1 Update 2 には、次の新機能があります。

推奨されなくなったまたは削除された機能

Portal Server 7.1 Update 2 で推奨されなくなった機能は、次のとおりです。

推奨されていない機能に関する通知と告知

Portal Server 7.1 Update 2 のインストールまたはアップグ レード

Java ES インストーラを使用して Portal Server 7.1 Update 2 をインストールできます。

この節では次の内容について説明します。

Portal Server 7.1 Update 2 のインストール

Portal Server 7.1 Update 2 をインストールするには、インストールビットをダウンロードしてインストーラを実行します。

Portal Server 7.1 Update 2 は、次のプラットフォーム上でサポートされています。

Solaris および Linux プラットフォームでのインストールの詳細については、『Sun Java System Portal Server 7.1 Configuration Guide』の第 1 章「Installing Sun Java System Portal Server 7.1」を参照してください。『Configuration guide』には、ハードウェアとオペレーティングシステムの要件、ソフトウェア要件、および Portal Server 7.1 インストールの確認などの情報が含まれています。『Configuration guide』に記載されている情報は、Portal Server 7.1 と Portal Server 7.1 Update 2 に適用されます。

Portal Server 7.1 Update 1 から Portal Server 7.1 Update 2 へのアップグレード

Solaris および Linux プラットフォームの場合、パッチを使用して Portal Server 7.1 Update 1 を Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードできます。

Portal Server 7.1 Update 1 から Portal Server 7.1 Update 2 へは次の手順でアップグレードします。

ProcedureSolaris プラットフォームで Portal Server 7.1 Update 1 から 7.1 Update 2 にアップグレードする

  1. Sunsolve から次のパッチをダウンロードします。

    SPARC の場合は 124301-07、x86 プラットフォームの場合は 124302-07。

    Portal Server 7.1 Update 1 のローカライズされたバージョンをアップグレードする必要がある場合は、次のパッチをダウンロードします。Solaris プラットフォームの場合: 127237-01。Solaris x86 プラットフォームの場合: 127237-01

    Java ES 5 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードした場合には、次のローカライズパッチを使用します。 

    Solaris の場合: 125301-04 

    Solaris x86 の場合: 125301-04 

    Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 1 にアップグレードした場合には、次のローカライズパッチを使用します。 

    Solaris SPARC - 123254-04 

    Solaris x86 - 124590-04 

  2. パッチのあるディレクトリに移動し、次のコマンドを実行して 1 つまたは複数のパッチを追加します。

    patchadd patch-id

  3. Web コンテナを再起動します。

    Sun Java System Application Server の場合:

    /ApplicationServer_base/Appserver/bin/asadmin stop-domain domain1

    /ApplicationServer_base /Appserver/bin/asadmin start-domain --user admin --password password domain1

    Sun Java System Web Server の場合:

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https-host.domain-name /bin/stopserv

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https- host.domain-name/bin/startserv

  4. 共通エージェントコンテナを再起動します。


    /usr/lib/cacao/lib/cacaoadm stop 
    /usr/lib/cacao/lib/cacaoadm start
  5. 次のコマンドを実行して、共通エージェントコンテナが動作していることを確認します。

    /usr/share/bin/cacaoadm status

  6. 次のコマンドを実行して、Portal Server を 7.1 Update 2 に更新します。

    PortalServer-base/opt/SUNWportal/bin/psupdate -a

    psupdate スクリプトを実行する方法については、次の表を参照してください。

    質問 

    操作 

    Have you restarted all your servers (cacao, web container)? 

    共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動した場合は Y を入力します。 

    共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動していない場合は N を入力します。N を入力すると、スクリプトは終了します。共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動し、psupdate スクリプトを起動する必要があります。

    Please enter the host name on which this installation resides (excluding domain name):  

    インストール環境が存在するホスト名を入力します。例: i-planet-14。 

    Please enter the fully qualified host name on which this installation resides: 

    インストール環境が存在する完全修飾ホスト名を入力します。例: i-planet-14.red.iplanet.com 

    Please enter the name of the Portal configuration directory: 

    設定ディレクトリのデフォルト名は /etc/opt/SUNWportal です。

    Are Portal web applications installed using the web container name?

    スクリプトは Portal Server 7.1 のインストールに使用した Web コンテナを自動的に検出します。 

    Please enter the port of the web container's Administration Server

    Sun Java System Application Server の場合、デフォルト値は 4849 です。 

    Sun Java System Web Server の場合、デフォルト値は 8989 です。 

    Please enter the name of the web container's administrator

    管理者 ID を入力します。 

    Please enter the web container's administrator's password:

    管理者のパスワードを入力します。 

    Please enter the Access Manager administrator's id: 

    Access Manager 管理者の ID を入力します。デフォルトでは、管理者 ID は amadmin です。

    Please enter the Access Manager administrator's password:  

    Access Manager 管理者のパスワードを入力します。 

    Do you wish redeployment to be constrained to local Portal instances? 

    このマシンでホストされている Portal Server インスタンスのみで再配備が実行されるようにする場合は、Y を入力します。Web コンテナクラスタを使用しているポータルインストール環境の場合は、このオプションを選択しないようにします。このマシンで少なくとも 1 つのインスタンスをホストしている Portal すべての全インスタンスで再配備が実行されるようにする場合は、N を入力します。このオプションは、Web コンテナクラスタを使用している Portal インストール環境に必須です。 

    Do you wish to (re)install the Enterprise Sample? 

    エンタープライズサンプルをインストールする場合は Y を入力します。デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Please enter the Access Manager LDAP User password:  

    Access Manager LDAP ユーザーパスワードを入力します。デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Do you wish to (re)install the Developer Sample? 

    開発者用サンプルをインストールする場合は Y を入力します。 デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Do you wish to (re)install the Community Sample? 

    開発者用サンプルをインストールする場合は Y を入力します。 デフォルト値は N です。 

    サンプルがカスタマイズ済みである場合に Y を選択すると、サンプルは上書きされます。 

    Is the Community database running? 

    コミュニティーデータベースが実行中である場合は、Y を入力します。 

  7. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

ProcedureLinux プラットフォームで Portal Server 7.1 Update 1 から 7.1 Update 2 にアップグレードする

  1. Sunsolve から次のパッチをダウンロードします。

    124303-07

  2. パッチのあるディレクトリに移動して、update スクリプトを実行します。

  3. (省略可能) Portal Server 7.1 Update 1 のローカライズされたバージョンをアップグレードする場合は、パッチ 125302-04 をダウンロードしてインストールます。

    1. 次のコマンドを使用して、各 rpm ファイルをインストールします。

      rpm -Fvh /patch-id/file-name.rpm

      例: rpm -Fvh /125302-02/sun-portal-base-l10n-7.1-1.1.i386.rpm

  4. Web コンテナを再起動します。

  5. 共通エージェントコンテナを再起動します。

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start

  6. 次のコマンドを実行して、共通エージェントコンテナが動作していることを確認します。

    /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm status

  7. 次のコマンドを実行して、Portal Server を 7.1 Update 2 に更新します。

    PortalServer-base/opt/SUNWportal/bin/psupdate -a

  8. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

Procedureパッチを削除する

  1. 次のコマンドを実行します。

    patchrm patch-id

  2. Web コンテナと共通エージェントコンテナを再起動します。

  3. 次のコマンドを実行して Portal Server 7.1 Update 1 にロールバックします。

    psupdate -r

  4. 共通エージェントコンテナと Web コンテナを再起動します。

このリリースのバグ

ここでは、Portal Server 7.1 Update 2 の制限事項について説明します。

次の内容について説明します。

インストール


ルートユーザーとしてパッチを適用する必要がある。(#5080029)

対処方法:

インストール後設定にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行した場合は、それらの設定を削除し、Portal Server をルートとして実行してからパッチを適用する必要があります。

パッチが正常に適用された後に、インストール後の手順にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行します。


Portal Server と Access Manger が 2 つの別々のマシンにインストールされていると、ディスカッションの作成と検索が失敗する。(#6534761、6534777)

対処方法:

Portal Server 7.1 を Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードした後で、共通エージェントコンテナを再起動します。

Solaris プラットフォームの場合:


/usr/lib/cacao/lib/cacaoadm stop 
/usr/lib/cacao/lib/cacaoadm start

Linux プラットフォームの場合:

/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop

/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start


新規ポータル作成後に、共通エージェントコンテナの再起動が必要である。(#6521384)

例:

Linux プラットフォームで、Application Server 8.2 を Portal Server の Web コンテナとして使用している場合は、新規ポータル作成後に共通エージェントコンテナを再起動してください。


/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start

Portal Server が Application Server クラスタにインストールされている場合、Portal Server をアンインストールするには、各ノードで Portal Server インスタンスを削除する必要がある。(#6494878)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 各二次ノードで DAS を起動します。

  2. psadmin delete-instance コマンドを実行して、各二次ノードから Portal Server インスタンスを削除します。

  3. 主ノードから Portal Server インスタンスを削除します。

  4. uninstall コマンドを実行して、Portal Server をアンインストールします。

コマンド行ユーティリティーによる管理


—overwrite オプションのデフォルトは、Portal Server 管理コンソールからのインポートが true、psadmin import コマンドが false になっている。(#6323091)

対処方法:

psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用します。たとえば、次のように入力します。

./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite


インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)

説明:

delete-portalmachine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。

対処方法:

ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1machine2 から削除します。

コラボレーションとコミュニティー


コミュニティーポートレットにはじめてアクセスしたときに、コンテンツが表示できないというエラーが表示される。(#6495254)

対処方法:

ブラウザの表示を更新してください。

デスクトップ


Portal Server デスクトップのオンラインマニュアルが Portal Server 7.1 のオンラインマニュアルを参照する。(#6573973)

対処方法:

http://docs.sun.com/app/docs/coll/1552.1 から Portal Server 7.1 Update 1 オンラインマニュアルにアクセスします。


Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)

説明:

認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とデスクトップ引数が含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「サービス設定」—>「クライアントディテクション」の順にクリックします。

  3. 「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  4. 「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページを選択します。

  5. 「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  6. ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。


Portal Server デスクトップにアクセスしようとすると、次のエラーが表示される。「Invalid Keystore format. (無効なキーストア形式)」(#6446218、6488139)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. /var/opt/SUNWportal/portals/portalID /config/instanceID ディレクトリにアクセスします。

  2. このディレクトリで、security security.backup にリネームします。

  3. インスタンスを再起動します。

ポートレット


ポートレット出力値がキャッシュされる。(# 6273292)

説明:

更新時間値を 0 に設定してください。たとえば、<String name="refreshTime" value="0" advanced="true"/> を実行します。


コミュニティーポートレットのヘルプで次のエラーメッセージが表示される。「ページが見つかりません。」 (#6547258)

対処方法:

コミュニティーサンプルの右上にある「ヘルプ」ボタンを使って、オンラインヘルプにアクセスしてください。

Portal Server 管理コンソール


開発者管理者ユーザーの場合、新規に作成された DN は次のセッションでのみ更新されます。(#6573378)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Portal Server に developerAdmin としてログインします。

  2. 「管理」タブと「チャネル」タブをクリックします。

  3. 「編集」をクリックします。DeveloperSample の下にあるすべての DN が一覧表示されます。

  4. 新規ブラウザを開き、Access Manager にログインして、開発者サンプルの下に新しいサブ組織を作成します。

  5. 新しい組織にすべてのポータルサービスを割り当てます。

  6. Portal Server デスクトップを更新して、「管理」->「チャネル」->「チャネル作成管理」の順に移動します。

  7. 「編集」をクリックします。新しく作成された組織は一覧に表示されていません。

    developerAdmin ユーザーは、新しく作成された組織を表示するために、一度ログアウトしてログインし直す必要があります。


ポータルをインポートまたはエクスポートするときに、「ファイルを選択」オプションが機能しない。(#6545784)

対処方法:

ポータルをインポートまたはエクスポートするときには、par ファイルのフルパスを指定してください。


Application Server 8.2 で、データソースが新規 Portal Server インスタンス上に配備されない。(#6515080)

対処方法:

Application Server 8.2 管理コンソールで次の操作を行います。

  1. Application Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「リソース」->「JDBC」->「JDBC リソース」->「jdbc/communitymc」の順にクリックします。

  3. 右フレームで、「ターゲット」をクリックし、「ターゲットを管理」をクリックします。

  4. サーバーインスタンスを追加します。


Instant Messenger が原因で TimeOut になると、Portal Server /portal/dt ページが正しくロードされない。(# 6200508)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「アイデンティティー管理」->「サービス」の順にクリックします。

  3. 「最大セッション時間」を SSO チャネルのタイムアウトより大きい値に変更します。


管理コンソールのヘルプで、HTTPS となっている箇所を HTTP に、URL となっている箇所を URI に読み替える必要がある。(#6476607)

説明:

「Secure Remote Access」の「プロファイル」の項目で、属性の説明に「HTTP ポート — HTTPS ポートを指定します。デフォルト値は 80 です。」とあります。HTTPS を HTTP と読み替えてください。「すべての URL のリライト」を「すべての URI のリライト」に読み替える必要があります。


Web Server SSL マシンでヘルプファイルが表示されない。(#6351789)

説明:

psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。

対処方法:

次の手順を実行します。

  1. ./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。common-config.xml ファイルは、psconsole WAR ファイル内にあります。

  2. httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。

例:

次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。

<managed-bean>

<description>The backing bean for the Java Help component</description>

<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>

<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean </managed-bean-class>

<managed-bean-scope> request</managed-bean-scope>

<managed-property>

<property-name>jspPath </property-name>

<value>faces </value>

</managed-property>

<managed-property>

<property-name> httpPort</property-name>

<value>8080</value>

</managed-property>

</managed-bean>

上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。

Proxylet


「自動ダウンロード」機能を動作させるには、「Portal Desktop を更新する」プロパティーを有効にする必要がある。(#6584477)

対処方法:

「自動ダウンロード」機能を動作させるには、管理者が「Portal Desktop を更新する」プロパティーを有効にする必要があります。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「Secure Remote Access」->「Proxylet」の順にクリックします。

  3. 「Proxylet 起動時に Portal Desktop を更新する」を「はい」に設定します。


プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。(#5036777)

説明:

プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。「プロキシレットを編集」ページから「ヘルプ」リンクをクリックすると、デスクトップオンラインヘルプが表示されます。


Solaris プラットフォーム上の Firefox ブラウザの場合、プロキシレットは Java Web Start モードでは起動しない。(#6464974)

対処方法:

Windows 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile/mimeTypes.rdf を、Solaris 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile ディレクトリにコピーしてください。


Portal Server をログアウトしても、プロキシレットコンソールが閉じない。(#6496855)

対処方法:

プロキシレットアプリケーションを停止して、ブラウザを閉じてください。


デフォルトではないルートプロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにプロキシレットルールが含まれない。(#6445867)

説明:

プロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれません。

  1. Access Manager 管理コンソールで、developersample の下にユーザーを作成します。

  2. Portal Server 管理者コンソールで、developersample のプロキシレットルールを作成します。

  3. Portal Server デスクトップにプロキシレットユーザーとしてログインします。

  4. プロキシレットを起動します。

    プロキシレットがアプレットモードでダウンロードされます。しかし、生成される pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれていません。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」タブを選択して、「プロキシレット」タブをクリックします。

  3. 組織の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。

  4. o=DeveloperSample の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。

  5. developer_sample の下にあるすべてのサブ組織の「COS 優先順位」を「最も高い」に設定します。

    サブ組織の下に作成されたユーザーには、対応するプロキシレット pac ファイルが生成されます。


指定したセッションのアプレットウィンドウを閉じると、プロキシレット pac ファイルが生成されない。(# 6490738 )

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 現在のセッションからログアウトして、ブラウザウィンドウを閉じます。

  2. ブラウザの新規セッションを開いて、プロキシレットを開始します。

リライタ (Rewriter)


Ajax のリライタルールセットを手動で設定しなければならない。(#6504423)

対処方法:

Ajax のリライタルールセットを手動で設定するには、次の操作を行います。

  1. Portal Server コンソールに管理者としてログインします。

  2. 「Secure Remote Access」タブをクリックして、「リライタルールセット」をクリックします。

  3. 「リライタルールセット」テーブルで「generic_ruleset」オプションを選択して、「ダウンロード」をクリックします。

  4. ファイルを generic_ruleset.xml として一時ディレクトリにダウンロードします。

  5. generic_ruleset.xml ファイルを編集して、Function name="open" paramPatterns="y"/ ルールの前のルールを次のようにします。


    <Function name="*req*.open" paramPatterns=",y,"/> 
    	<Function name="_81.open" paramPatterns=",y,"/>
    	<Function name="http.open" paramPatterns=",y,"/>
    	<Function name="sunportal.AJAXPageStyles" paramPatterns="y"/>
  6. 変更したファイルを保存します。

  7. Portal Server 管理コンソールで、「リライタルールセット」テーブルで 「generic_ruleset」を選択して「削除」をクリックします。

  8. 「新規アップロード」をクリックして、変更した generic_ruleset.xml ファイルをアップロードします。

  9. ゲートウェイを再起動します。

    上のルールは JavaScript に関連するコンテナプロバイダにのみ適用されます。チャネル固有の JavaScript にはほかのルールが必要になる場合があります。


個別セッション設定中は、SRA リライタルールセットがロードされない。Linux プラットフォームの場合、デフォルト以外のディレクトリ値を設定するとゲートウェイホームページが表示されない。(#6477552、6570553)

対処方法:

「Secure Remote Access」->「リライタルールセット」を選択します。次のエントリ: default_gateway_ruleset exchange_2000sp3_owa_rulesetexchange_2003_owa_ruleset inotes_rulesetiplanet_mail_rulesetsap_portal_ruleset 、および wml_ruleset が見つからない場合は、次のコマンドを実行します。

  1. 共通エージェントコンテナを再起動します。

  2. 次のコマンドを実行します。


    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/DefaultGatewayRuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWA2003RuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWASP3RuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/SAPPortalRuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/WMLRuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iNotesRuleSet.xml
    ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd  -F 
    /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iPlanetMailExpressRuleSet.xml

Netlet


Netlet で SSL_RSA_WITH_NULL_MD5 暗号化方式を使用できない。(#6434314)

対処方法:

「ゲートウェイプロファイル」>「セキュリティー」タブの「Null 暗号化方式」オプションを有効にしてください。

NetFile


Linux プラットフォームの場合、NetFile に FTP の共有を追加できない。(#6574393)

説明:

Linux 上で ipv4 および ipv6 が有効になっている場合に、この問題が起きます。


Portal Server を Linux プラットフォームにインストールした場合は、NFS 共有を追加する必要がある。(# 6511479、6504597)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. LD_PRELOAD 環境変数に /usr/lib/libpam.so を追加します。例として以下があります。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:$LD_PRELOAD

  2. LD_LIBRARY_PATH/usr/lib が含まれていることを確認してください。含まれていない場合は、/usr/lib LD_LIBRARY_PATH に追加します。

  3. 同じシェルからコンテナを再起動します。


NFS 共有が NetFile によってリモートホストに追加されない。(#6504597)

対処方法:

ホストマシンが NIS を使用してユーザー名検索を実行するよう設定されていない場合、NFS はホスト上に共有を追加することができません。NIS が有効でない場合には、ローカルユーザーのみを検索できます。たとえば、あるマシンの NIS が有効でなければ、ルートユーザーとして動作するマシンの NetFile に共有を追加できます。このマシンはローカルユーザーアカウントの検索のみ行えるので、そのルートパスワードが、NetFile がインストールされているマシンのルートパスワードと同じであるようにします。

Secure Remote Access (SRA)


ドメイン名の大文字小文字が一致していない場合に、SRA ゲートウェイがエラーになる。(#6588454)

説明:

Java ES インストーラは、Portal Server をインストールするマシンのドメイン名を表示します。マシンが NISを使用するように設定されている場合、実際のドメインと NIS に指定されたドメインとが一致しません。たとえば、NIS にはドメイン名が「Country.Sun.COM」と指定されていても、実際のドメインは「country.sun.com」になっています。結果として、ゲートウェイセッションの作成に失敗します。

対処方法:

インストーラに、大文字小文字が正しい実際のドメイン名を使用します。


Portal Server 7.x で、SRA ゲートウェイに Directory Server は必要ない。(#6565053)

説明:

Portal Server 7.0 の SRA ゲートウェイには Directory Server が必要です。Portal Server 7.0 から Portal Server 7.x にゲートウェイをアップグレードした後に、Directory Server をアンインストールします。

次の操作を行います。

  1. ルートユーザーとして、次のディレクトリに移動します。

    • Solaris の場合: /var/sadm/prod/SUNWentsys5/

    • Linux の場合: /var/sadm/prod/sun-entsys5/

  2. ./uninstall を実行して Portal Server をアンインストールします。

    Sun Java Enterprise System アンインストールウィザードで、「Directory Server」を選択して続行します。


Portal Server インスタンスとゲートウェイの間にロードバランサがインストールされている場合、SRA 機能の一部が動作しない。(#6577269)

説明:

Portal Server インスタンスとゲートウェイの間にロードバランサがインストールされており、ロードバランサが HTTPS を、Portal Server インスタンスが HTTP を使用している場合、次の SRA 機能は動作しません。スタティック Netlet ルールと Proxylet。Netlet と Proxylet を動作させるには、Portal Server とロードバランサのプロトコルを同じにする必要があります。


Access Manager、Portal Server、および SRA を別々のセッションにインストールした場合、Portal Server 設定後に Web コンテナを再起動する必要がある。(#6564379)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager、Directory Server、および Web コンテナを同じセッションにインストールします。

  2. Portal Server を別のセッションにインストールします。

  3. Web コンテナを再起動します。

  4. SRA コンポーネントをさらに別のセッションにインストールします。


Linux プラットフォームの場合、Netfile オプションを使用して NFS 共有をリモートホストに追加できない。(# 6504597)

対処方法:

マシンが NIS または NFS を使用してユーザー名検索を実行するよう設定されていない場合、ホスト上に共有を追加することはできません。NIS が有効でない場合には、ローカルユーザーのみを検索できます。たとえば、あるマシンの NIS が有効でなければ、ルートユーザーとして動作するマシンの Netfile に共有を追加できます。マシンのルートユーザーパスワードは、Netfile がインストールされているマシンのルートユーザーパスワードと同じであるようにします。

次の操作を行います。

  1. LD_PRELOAD 環境変数に /usr/lib/libpam.so を追加します。

    例として以下があります。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:$LD_PRELOAD

  2. LD_LIBRARY_PATH/usr/lib が含まれているかどうか確認します。含まれていない場合は、LD_LIBRARY_PATH /usr/lib を追加します。

  3. Web シェルからコンテナを再起動します。


サンプルポータルをコマンド行インタフェースを使って手動でインストールすると、SRA サービスが設定されない。(# 6516280)

対処方法:

次の ant ターゲットを手動で起動して、サンプルごとに SRA サービスを設定します。

  • community_sra

  • developer_sra

  • enterprise_sra

サンプルポータルをインストールしたあと、次のコマンドを実行します。

/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location= input-properties-file-location


Secure Remote Access では、一度に 1 行しか追加できない。(#6497988)

対処方法:

SRA 画面で複数の行を追加しようとする場合は、一行を追加するたびに詳細を保存してください。


UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされていると、プロキシレット経由では統合 Web クライアント (UWC) アプリケーションにアクセスできない。(#6348935)

対処方法:

UWC アプリケーションと Portal Server が別々のマシンにインストールされている場合は、次の操作を行なってプロキシレット経由で UWC マシンにアクセスします。

  1. Portal Server 管理コンソールで、「ゲートウェイプロファイル」の Cookie 管理を有効にします。

  2. 「ユーザーセッション Cookie を転送する URL」フィールドに、UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。たとえば、次のように追加します。http://port/uwc, http://calhost:calport, http://messaginghost:messagingport

  3. UWC マシンの AMConfig.properties ファイルで、com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro1 に変更します。


    注 –

    この変更は、ゲートウェイマシンと Portal Server マシンの Cookie 名を別にすることを意味します。


  4. UWC マシンで、configutil を使用して、Messaging Server のセッション Cookie を iPlanetDirectoryPro1 に変更します。

  5. UWC の「非認証 URL」リストに UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。

  6. ゲートウェイ、UWC、および Portal Server を再起動します。


certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視する。(#6360869)

説明:

certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視します。その結果、ゲートウェイは新しい証明書ではなく期限切れの証明書を選択します。ニックネームが同じである 2 つの証明書を区別することはできません。

対処方法:

次のいずれかの操作を行います。

  1. 古い証明書を削除してから、新しい証明書をインポートします。Portal Server 7.1 で次の操作を行います。


    cd PortalServer_base/SUNWportal/bin/certadmin -n config_name
    

    5 を選択して、証明書を削除します。

  2. 証明書を更新しないでください。証明書の期限が切れたら、新しいキーを持つ新しい証明書を取得してください。

検索、登録、ディスカッション


Web Server が非ルートとして実行されていると、検索サーバーが作動しない。(#6408826)

説明:

Web Server が非ルートとして実行されている場合、検索サーバーを非ルートとして作成すると、検索サーバーは作動しません。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. 検索サーバーを作成します。

  2. 次のコマンドを使用して、検索サーバーインスタンスを変更します。

    chown -R nonrootuser.nonroot search_instance

  3. Web Server を非ルートユーザーとして再起動します。

  4. 次のコマンドを使用して、検索インスタンスの権限を変更します。

    chmod -R og+rX search_instance

WSRP


SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。(#6292152)

説明:

SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。共通エージェントコンテナでは、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。

対処方法:

共通エージェントコンテナサーバーの truststore を設定するには、次の操作を行います。

  1. truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。

  2. cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。

    • Djavax.net.ssl.truststore

    • Djavax.net.ssl.truststorePassword

    たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。

  3. 共通エージェントコンテナサーバーを再起動します。


レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)

説明:

レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。

対処方法:

/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。

各国語化


「Blog」または「検索」の「オプション編集」ページのヘルプに、HTTP Status 404 エラーが表示される。(#6570561)

説明:

「コミュニティーサンプル」->「Blog-wiki コミュニティー」->「Blog」または「検索」ページ->「オプション編集」の順に選択します。右上隅の「ヘルプ」をクリックします。「ヘルプ」ウィンドウに HTTP Status 404 エラーが表示されます。


日本語ロケールで、コミュニティーへの招待メールの件名の文字が ? で表示される。(#6523356)

対処方法:

通知メッセージのリソースファイルを変更して、件名の行にマルチバイト文字を使用しないようにします。

  1. portal/WEB-INF/classes/CommunityNotificationMessages.properties ファイルを編集します。

  2. 次のように変更します。user_invited_subject={0} に招待されています


「ポートレットを配備」の psonsole でマルチバイトのファイル名が壊れる。(#6368639)

説明:

デフォルトのシステムロケールとブラウザロケールに設定されている文字エンコードが異なっていると、「ポートレットを配備」のポータル管理コンソールでファイルやディレクトリの名前が壊れて表示されます。

対処方法:

ファイルとディレクトリの名前は特定の文字エンコードスキームでエンコードされます。デフォルトのシステムローケールをブラウザロケールと同じ文字エンコードに設定してください。


Proxylet を起動すると、「Proxylet」ウィンドウのボタン名が切り詰められている。(#6447909)

説明:

ゲートウェイから Portal Server デスクトップにアクセスして、Proxylet を起動します。「Proxylet」ウィンドウが表示されます。「Proxylet」ウィンドウのボタン名が切り詰められています。


Portal Server 管理コンソールのオンラインヘルプの文字化けしたマルチバイトで表示される。(#6518627)

説明:

Portal Server 管理コンソールにログインして、「オンラインヘルプ」ボタンをクリックします。「インデックス」を選択します。文字化けしたマルチバイトが表示されます。


コミュニティーへの招待メールで、メッセージの一部が英語である。(#6568528)

説明:

コミュニティーへの招待メールで、次のメッセージが英語です。「You have been invited to community, COLLECTION1 by USER1」、「Message from」、および「Please use the following URL to access the community」


ブックマークとアプリケーションチャネルに重複するリンクおよび無効なリンクがある。(#6504004)

説明:

Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行した後、ブックマークとアプリケーションチャネルには重複するリンクと無効なリンクがあります。

対処方法:

管理者は、Portal Server コンソールでアプリケーションチャネルに必要なリンクを追加または削除する必要があります。このチャネルは、「DeveloperSample」の MyFrontPageTabPanelContainer の下にあります。アプリケーションチャネルのプロパティーで、次のプロパティーに変更を行ってください。

  • userApps: 次の値を削除します。-NetMail Lite-NetMail。次の値を追加します。NetFile

  • targets: 次の値を削除します。NetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSessionNetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSession NetMail|NetMailServlet?nsid=newAppletSession。その次に Instant Messenger ターゲットの重複リンク。


Portal Server コンソールのオンラインヘルプが、fr-FR ロケールで英語の表示になる。(#6513360)

対処方法:

ブラウザの優先言語を fr に設定してください。


Instant Messenger チャネルから Instant Messenger を起動すると、Instant Messenger が英語で表示される。(#6515726)

対処方法:

ユーザー情報チャネルを使用して、優先ロケールの言語を設定します。


Portal Server コンソールの一部の「チャネル名」フィールドは、次の文字のみを受け入れる。A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z。(#6522702)

説明:

Portal Server コンソールの次の「チャネル名」フィールドは A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z のみを受け入れます。


アンケートの日付表示が適切でない。(#6493352)

説明:

アンケートの「終了日」および「開始日」の日付形式は dd mmm yyyy です。この形式を yyyy mmm dd に変更する必要があります。


ディスプレイプロファイルが英語用ではない場合、psadmin list-dp コマンドは正しい出力を生成しない。(#6502307)

対処方法:

ダウンロードするディスプレイプロファイルのロケールが英語ではない場合はpsadmin list-dp コマンドを実行する前に、CLI jvm のロケールをディスプレイプロファイルのロケールに設定してください。

たとえば、フランス語のディスプレイプロファイルをダウンロードする必要がある場合は、次の操作を行います。


export LANG=fr_CA.UTF-8
export LC_ALL=fr_CA.UTF-8

検索チャネルに表示されるファイルの内容が正しくない。(#6506365)

説明:

他社のコンバータではファイル内容が正しく変換されませんでした。


UBT 生成のレポートで、文字がローカライズされていない。(#6336394)

説明:

生成されるレポートは部分的に翻訳されています。これは日本語と中国語のロケールでのみ起きます。

対処方法:

文字化けしているメッセージは「選択したレポートについて追跡するデータがないため、表示するページがありません。この問題を解決するには、次の操作を行います。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「ポータル」タブを選択します。

  3. 設定済みのポータルを選択します。

  4. 「ユーザー動作の追跡」タブを選択します。

  5. 「設定」タブをクリックします。

  6. ポータルインスタンスを選択します。

  7. 「UBT ログ」で「有効」をクリックします。

Mobile Access


メール表示を作成できない。(# 6521744)

説明:

ポータルデスクトップで、メール表示を作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。「メールチャネルを編集」->「モバイルメール」->「デバイス表示設定」の順にクリックします。

対処方法:

/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/portal/ WEB-INF/classes/DeviceNames.properties ファイルにデバイスのエントリを追加します。


モバイルデスクトップにメールチャネルが表示されない。(#6521749)

対処方法:

デバイスホームページで、「オプション」->「コンテンツ」の順にクリックし、「メール」オプションを選択して「完了」をクリックします。


ポータルが /amserver/UI/Login を使用する openwave 6.2.2 シミュレータでレンダリングされない。(#6439565 )

対処方法:

Web コンテナが Web Server である場合は、次の操作を行います。

  1. 次のファイルを開きます。

    /var/opt/SUNWwbsvr7/admin-server/config-store/ host-name/web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml

    /var/opt/SUNWwbsvr7/https-host-name /web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml

  2. これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。

  3. amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。

  4. Web Server を再起動します。

Web コンテナが Application Server である場合は、次の操作を行います。

  1. 次のファイルを開きます。

    var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/generated/xml/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml

    /var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml

  2. これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。

  3. amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。

  4. Application Server を再起動します。


ワイヤレスオプションが別のページにあると、Mobile Access の「オプション」リンクが機能しない。(# 6500172)

説明:

モバイルデスクトップの「オプション」リンクをクリックすると、モバイルデスクトップ上のワイヤレスオプション「コンテンツ」と「レイアウト」が強調表示されます。これらのオプションが別のページにある場合、ワイヤレスオプションは強調表示されません。

対処方法:

次のページに移動して、「オプション」リンクをクリックします。


終了時刻を指定せずにイベントを作成すると、1 時間のイベントが作成される。(# 6479153)

説明:

シミュレータにログインし、カレンダ Hm を使用してイベントを作成します。終了時刻を指定しない場合、イベントの持続期間は 1 時間です。

ブログポートレット


「新規送信」オプションを選択すると、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開く。(#6545765)

対処方法:

1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションを選択したときに、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開きます。

対処方法:

タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。


appUrl が設定されていないと、「ブログポートレット」チャネルに次のメッセージが表示される。「エラー: コンテンツが使用可能ではありません。」(#6546198)

対処方法:

このポートレットの場合、configMode オプションを次のいずれかに設定します。

  • wizard

  • wizard-user-config

  • manual


「新規送信」オプションが Internet Explorer で機能しない。(#6545771)

説明:

1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションをクリックしても機能しません。

対処方法:

タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。

Wiki


Wiki エディタで、www で始まるリンクを挿入すると、リンクが機能しない。(#6545362 )

対処方法:

www の前に http を付けます。たとえば、www.google.com というリンクを挿入する場合は、http://www.google.com


Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)

説明:

認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とすべてのデスクトップ引数などが含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。

対処方法:

次の操作を行います。

  1. amconsole にログインします。

  2. 「サービス設定」>「クライアントディテクション」の順にクリックします。

  3. 「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  4. 「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページに移動します。

  5. 「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。

  6. ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。

サンプルポータル


Portal Server 管理コンソールで「チャネルを表示または非表示」オプションを使用している場合、サンプル XML をエンタープライズサンプルポータルに追加すると、ポータルデスクトップにエラーメッセージが表示される。(#6542355 )

対処方法:

次の操作を行います。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. DN を「EnterpriseSample」として選択します。

  3. サンプル XML の URL オプションを file:///var/opt/sun/portal/portals/portal1/desktop/developer_sample /SampleXML/getQuotes.xml に変更します。


AjaxTableContainerProvider へのチャネルを追加してこれにポータルデスクトップからアクセスしている場合、「ヘルプ」ボタンをクリックして「コンテンツ」または「インデックス」リンクをクリックすると、対応するウィンドウがポータルデスクトップ上に開くがポータルデスクトップに戻れない。(#6506929 )

対処方法:

ブラウザの「戻る」ボタンをクリックします。


Firefox ブラウザで、開発者用サンプルの「Ajax」タブに表示されているチャネルの「ヘルプ」ボタンをクリックするとヘルプがポータルウィンドウに表示されるが、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックするとチャネルのレイアウトが崩れる。(#6528832)

対処方法:

Firefox ブラウザの「更新」ボタンをクリックします。

アップグレード


ローカライズ版アップグレードの場合に、psupdate スクリプトが動作しない。(#6569515)

対処方法:

psupdate を実行する前に、ロケールを英語 UTF-8 に設定します。


$ export LC_ALL=en_US.UTF_8
$ export LANG=en_US.UTF_8

ローカライズ版アップグレードの場合に、psupgrade スクリプトが動作しない。(#6502307)

対処方法:

psupgrade を実行する前に、ロケールを英語 UTF-8 に設定します。


$ export LC_ALL=en_US.UTF_8
$ export LANG=en_US.UTF_8

Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードすると、アップグレードする前に作成されたコミュニティーで問題が生じる。(#6596773)

説明:

Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードする前に作成されたコミュニティーには、次の問題があります。

  • サーベイ、調査、ファイル、および Wiki の検索が機能しない。

  • ファイル共有ポートレットにアップロードされたファイルにアクセスできない。

  • コミュニティー内の検索サービスがファイルとディスカッションにしか機能しない。


Java ES 4 から Java ES 5 にアップグレードすると、SRA サービスが開発者、エンタープライズ、およびコミュニティーのサンプルに追加されない。(#6516280)

対処方法:

次の SRA をサンプルに手動で追加します。community_sra、developer_sra、および enterprise_sra。

/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location=input.properties-file-location


Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 2 へのアップグレード後に、検索プロバイダ JSP とディスカッションプロバイダ JSP が自動的に更新されない。(#6534282)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. ディスカッションプロバイダ JSP テンプレートをコピーします。

    cp PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /DiscussionProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/DiscussionProvider

  2. 検索プロバイダ JSP テンプレートをコピーします。

    PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /SearchProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/SearchProvider

マニュアルの更新

その他のユーザー


管理サーバーが停止しているときに、war ファイルを配備しようとすると、「ホスト node.domain-name のインスタンス node-name–80 からのファイル file.war の配備時にエラーが発生しました」というエラーメッセージを受け取る。(#6506028)

説明:

必ずホストマシン上のインスタンスが実行中であるようにしてください。


Portal Server 7.1 Update 2 を更新するパッチを適用する前に、Oracle データベースを使用するように Portal Server を設定済みである場合は、パッチ適用後に設定手順の一部を繰り返す必要がある。(#6530662)

対処方法:

http://developers.sun.com/portalserver/reference/techart/databases.html を参照してください。

「Setting Up Community Membership and Configuration」の節にある手順 2 と 3 を繰り返します。

「Configuring and Installing Portlet Applications」の節にある手順 4 から 6 を繰り返します。

既知の問題点と制限事項

Portal Server の既知の問題と制限は次のとおりです。


日本語ロケールで、Portal Server 7.1 から 7.1 Update 2 にアップグレードすると、日本語の Wiki 名が使用できなくなる。(#6569515)

対処方法:

アップグレード時に、psupdate コマンドを実行する前に次の変数を手動で設定します。

export LC_ALL=en_US.UTF-8

export LANG=en_US.UTF-8


Portal Server 管理コンソールのヘルプが英語で表示される。(#6513360)

説明:

fr-FR ロケールの場合に、Portal Server 管理コンソールが英語で表示されます。


「管理およびポートレットサンプル」タブでチャネルのローカライズされたヘルプが表示されない。(#6421034)

説明:

日本語ロケールの場合に、「管理およびポートレットサンプル」タブでチャネルのヘルプが英語で表示されます。


メッセージが翻訳されていない。(#6480324、6540250)

説明:

Portal Server 7.1 Update 2 には、次のローカライズの問題があります。

  • コミュニティーサンプルで、一部のメッセージが翻訳されていない。

  • 一部のメッセージが古く、新しく翻訳されたメッセージを使用する必要がある。


「アクセスを許可/拒否する URL」機能が組織内のユーザーに継承されない。(#6553271)

説明:

次の操作を行います。

  1. 組織 gatewayorg を作成し、その組織内にユーザー g を作成します。

  2. Portal Server 管理コンソールにログインします。「SRA」->「アクセス制御」を選択します。

  3. ユーザー g について、「アクセスを許可/拒否する URL」オプションで http://www.yahoo.com を追加してアクセスを拒否します。

  4. ゲートウェイプロファイルを再起動します。

  5. ゲートウェイにユーザー g としてログインし、ブックマークプロバイダから http://www.yahoo.com を呼び出します。このときアクセスは拒否されます。

  6. g について、http://www.yahoo.com へのアクセスを許可します。

  7. ゲートウェイプロファイルを再起動します。

  8. ゲートウェイにユーザー g としてログインし、ブックマークプロバイダから http://www.yahoo.com を呼び出します。ユーザーは http://www.yahoo.com にアクセスできます。

  9. ユーザーのルールを削除し、http://www.yahoo.com へのアクセスを拒否するルールを gatewayorg に追加します。

  10. ゲートウェイにユーザー g としてログインし、ブックマークプロバイダから http://www.yahoo.com を呼び出します。ユーザーは http://www.yahoo.com にアクセスできます。


持続 HTTP 接続のタイムアウトプロパティーの設定が機能しない。(#6568269)

説明:

次の操作を行ったときに、持続 HTTP 接続のタイムアウトプロパティーは機能しません。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」タブを選択します。

  3. ゲートウェイプロファイルを選択します。

  4. ポート 80 のゲートウェイへの HTTP 接続を有効にします。

  5. このプロファイルの「パフォーマンス」タブを選択します。

  6. HTTP 持続接続を有効にします。

  7. 「持続ソケット接続のタイムアウト (秒)」を 15 秒に設定します。

  8. ポート 80 のゲートウェイに Telnet 接続して、次のコマンドを実行します。


    GET /amconsole HTTP/1.1
    Connection:keep-alive

    ヘッダーが表示されます。

  9. 20 秒待ってから、ステップ 8 を試行します。

    これで、セッションタイムアウトは起きなくなります。


Secure Remote Access の「監視」タブでプロキシインスタンスを選択すると、例外が表示される。(#6569625)

説明:

次の操作を行うと、例外が表示されます。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」タブを選択します。

  3. 「監視」タブを選択します。

  4. 「プロキシインスタンスを選択」から、プロファイル名を選択します。例として、profile:default があります。


Linux プラットフォームの場合、NetFile に FTP の共有を追加できない。(#6574393)

説明:

Linux プラットフォームで ipv6 が有効になっていると、NetFile に FTP の共有を追加できません。ipv6 を使用していなければ、ipv6 を無効にします。ipv6 の代わりに ipv4 を使用できます。


Portal Server でブログポートレットに問題が起きる。(#6557448)

説明:

ブログポートレットには次の問題があります。

  • FCK Editor の機能のうち、Browser Server、Upload File、および Create New Folder などの一部がブログポートレットで機能しません。


日本語ロケールで、「管理」および「ポートレットサンプル」タブのポートレットのヘルプが英語で表示される。(#6421034 )

説明:

このヘルプはローカライズされる必要があります。


AJAXTableContainerProvider ではローカライズされた名前を付けて新しいチャネルやコンテナを作成できない。(#6542381 )

説明:

AJAXTableContainerProvider はローカライズされていません。


Netfile の NFS 共有にローカルユーザーを追加できない。(#6545795)

説明:

Netfile の NFS 共有にユーザーを追加するには、NIS にユーザー ID がなければなりません。また、Netfile の NFS 共有に追加できるのは、/etc/dfs/dfstab ファイルにリストされている共有だけです。


「管理」タブと「ポートレットサンプル」タブのチャネルにはローカライズされたヘルプが表示されない。(#6421034)

説明:

「管理」タブと「ポートレットサンプル」タブのヘルプをローカライズする必要があります。


カレンダチャネルに表示される日付の形式が正しくない。(#6411476)

説明:

カレンダチャネルで「開発者用サンプル」に表示される日付の形式が正しくありません。


Mobile Access は Portal Server とともに提供されるデフォルトのUWCMail チャネルのみをサポートする。(#6491303)

説明:

JSPRenderingContainer には MailProvider または MailJSPProvider を追加できません。


「HTML をクリーンアップ」アイコンをクリックすると、Wiki ページが削除される。(6545358)

説明:

Wiki ページを編集中に「HTML をクリーンアップ」アイコンをクリックして「了解」をクリックすると、Wiki ページが削除されます。


Wiki ページから、別のコミュニティー URL を参照できない。(#6536333)

説明:

Wiki ページから、同じホスト内に存在する別のコミュニティーの URL を参照できません。


Wiki ポートレットがポートレットコンテキストから抜ける。(#6533753)

説明:

認証なしユーザーとして未定義の Wiki ページにアクセスすると、Wiki ポートレットはポータルコンテキストから抜けます。


プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。(#6447909)

説明:

プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。


taskadmin セットアップで、管理者ロールデスクトップサービス属性を設定する必要がある。(#6519875)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. taskadmin セットアップを実行する前に、管理者ロール DN の Portal Desktop サービス属性値 content.admin.role.dn および user.admin.role.dntaskadmin.properties ファイルに存在することを確認します。

  2. 組織の Portal Desktop サービス属性値と一致するようにします。

    たとえば、EnterpriseSample 組織の Portal Desktop サービス属性値が次のようであるとします。Parent Container: ASCTabContainer EditContainer: JSPEditContainer、および Default Type: enterprise_sample 。このとき管理者ロール DN はともに "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" に設定されます。

  3. 必ず管理者ロール DN "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" の Portal Desktop サービス属性値が、組織の設定値と一致するようにします。そうでない場合、管理者ロールに属するユーザーが Portal Desktop に認証するときに、ユーザーに間違った Portal Desktop が提示される可能性があります。


ゲートウェイを経由して UWC カレンダが表示されない。(#6218353)

説明:

「カレンダを起動」リンクをクリックすると、次のエラーメッセージが表示されます。「Unable to load the requested page. Cookies are blocked.」


Portal Server and Access Manager が 2 つの異なるノードにインストールされている場合、SunOne アドレス帳が機能しない。(# 653732)

対処方法:

Web コンテナを再起動します。


Portal Server が Application Server クラスタ上にインストールされている場合、1 つの Portal Server インスタンスだけを削除することができない。(#6506689)

説明:

すべての Portal Server インスタンスを削除する必要があります。psconfig --unconfig コマンドを使用して Portal Server を設定解除するか、psadmin delete-portal コマンドを使用して Portal Server を削除してください。


IPC は WSRP とともに使用できない。(# 6509086)

説明:

ポートレット間通信 (IPC) は WSRP とともに使用できません。ポートレット間通信に参加するポートレットを WSRP を介してパブリッシュすることは可能です。しかし、IPC 機能は動作しません。


UserRoleAdmin-AdminTab が OrganisationAdmin ロールを持つユーザーには表示されない。(# 6511559)

対処方法:

Portal Server または Access Manager SDK マシン上の /etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties ファイルを編集して、com.iplanet.am.session.client.polling.enable プロパティーを False に設定してください。その後、Portal Server Web コンテナを再起動します。


Portal Server が複数の JRE バージョンに対応できない。(# 6510536)

説明:

クライアントマシン上に複数の JRE があると、Netscape および Mozilla ブラウザでの Java Web Start の起動に問題が生じる場合があります。

対処方法:

クライアントマシン上に JRE を 1 つだけ残して、その他をアンインストールしてください。


SSL2 のセキュリティー状態が弱いため、SSL2 を無効化し、そのまま無効にしておく方がよい。(#6507762)

対処方法:

次の手順を実行して、SSL2 を無効にします。

  1. Access Manager 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」>「プロファイル」>「セキュリティー」の順にクリックします。

  3. 「TLS および SSL」の下の「SSL バージョン 2.0 を有効」オプションを解除します。

  4. 「保存」をクリックします。


Internet Explorer を使用して、WSRP 内でポートレットの配備または新規プロデューサの作成を行おうとすると、ログアウトされる。(#6491413)

対処方法:

Portal Server 管理コンソールには、Internet Explorer 以外のブラウザを使用してください。


Portal Server が Access Manager 用に別の Web コンテナをサポートしない。(#6470425)

説明:

Portal Server と Access Manager には同じ Web コンテナを使用してください。


Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされている場合、strutssample.war を処理できない。(#6505547)

説明:

Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされていて、strutssample.war が配備されている場合、Web Server 設定を変更する psadmin コマンドは機能しません。たとえば、psadmin deploy-portlet コマンドがその一例です。


共有イベントと共有タスクがイベントとタスクを作成できない。(#6486930)

対処方法:

共有イベントと共有タスクのインストールおよび設定時に、tokens.properties ファイル内の IS_HOSTED_DOMAIN_ENV= プロパティーを true に設定してください。

tokens.properties ファイルは /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/portletapps/sharedevents/tokens.properties ディレクトリにあります。


同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。(#6348452)

説明:

同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。


エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)

説明:

エンタープライズサンプルはローカライズされていません。


ゲートウェイプロファイル内でプロキシレットを有効にすると、内部ポートが公開される。(#6326785)

説明:

ゲートウェイが非デフォルトポート上で実行されている場合、ブラウザの URL にポート値が表示されます。プロキシレットを無効にして、443 番以外の非デフォルト SSL ポートでゲートウェイが実行されるようにしたとしても、そのようになります。プロキシレットを有効にした場合、追加のソケットリスナーがゲートウェイに導入されます。ソケットリスナーはデフォルトポート上で動作し、ゲートウェイは非デフォルトポート上で待機するようになります。そのため、非デフォルトポートが URL に表示されます。

対処方法:

/etc/opt/SUNWportal/platform.conf.default ファイルに、次の行を追加します。


gateway.enable.customurl=true
gateway.httpurl=https://hostname:port/

ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、複数 war のポートレット間通信が機能しない。(#6271542 )

説明:

現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。


プロキシレットが Java Runtime Environment で正常に機能しない。(#6409604)

説明:

プロキシレットは Java Runtime Environment 1.4.2_03、1.5.0_04、1.5.0_08、および 1.5.0_09 バージョンでは正常に機能しません。プロキシレットの機能は 1.4.2 より前のバージョンの Java Runtime Environment ではサポートされていません。Java Runtime Environment 1.5.0_06 の使用をお勧めします。それ以外のバージョンの Java Runtime Environment を使用している場合は、アンインストールしてください。


アドレス帳で、特殊文字を含む連絡先の追加または変更ができない。(#6490665)

説明:

Mobile Access のアドレス帳コンポーネントを使用している場合、ユーザーは < >& '、および " などの特殊文字を含む連絡先を追加または変更できません。アドレス帳を Communications Express (UWC) で設定した場合に、このようになります。

対処方法:

特殊文字を含む連絡先の管理には、モバイルデバイスではなく Communications Express (UWC) HTML クライアントを使用してください。


Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)

説明:

現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。


Access Manager をレルムモードでインストールした状態で、Portal Server のインストールを可能にするべきである (#6381856、6499572)

説明:

AccessManager がレルムモードでインストールされている場合でも、Portal Server のインストールは可能です。

対処方法:

Access Manager を Java ES インストーラからレルムモードでインストールする場合は、Portal Server が旧バージョンモードでのみインストール可能であると通知するポップアップメッセージを無視できます。Access Manager がレルムモードでインストールされた状態で、Portal Server が正常にインストールされます。

Portal Server をレルムモードで使用する場合の考慮事項は次のとおりです。

  • レガシーモードで実行する Portal Server 7.0 からレルムモードで実行する Portal Server 7.1 への移行はサポートされていません。

  • Portal Server が Access Manager によってレルムモードで設定された場合、設定後に共通エージェントコンテナの再起動が必要になります。再起動をしないと、Portal Server 管理コンソールで「SSO アダプタ」タブを開いたときに、メタアダプタは表示されません。「SSO アダプタ」にメタアダプタがない場合、Portal Server デスクトップ上で使用可能な UWC と通信チャネルは機能しません。Exchange や iNotes などのアプリケーションは機能しません。

  • Directory Server と Access Manager SDK プラグインがインストールおよび設定されている場合にのみ、Portal Server はレルムモードをサポートします。

  • レルムモードの管理コンソールは http://host.port/amserver/console からアクセスできます。レガシーモードの管理コンソールは使用できないため、レルムモードの管理コンソールの使用について、Access Manager のマニュアルを参照してください。


プロキシレットをコンソールウィンドウとして表示するためには、Netscape 8.0.4 のブラウザ設定を変更する必要がある。(#6483268 )

対処方法:

プロキシレットが Netscape 8.0.4 でコンソールウィンドウとして表示されるようにするには、次の操作を行います。

  1. 「Tools」—>「Options」—>「Site Controls」—>「Site List」—>「Master Settings」の順にクリックします。

  2. Open unrequested pop-ups in new tab」および「Allow unrequested pop-up windows」チェックボックスを解除します。

  3. 「Tools」>「Options」>「Tab Browsing」の順にクリックします。

  4. Open links from other applications in New window」チェックボックスを選択します。「Open a new tab instead of a new window」および「Open non-requested pop-ups in a new tab」チェックボックスを解除します。

  5. ブラウザを再起動します。


「NetFile」オプションを使用すると、どのファイルも開けません。ファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。(#6465918)

説明:

理想的なのは、ファイルタイプが既知であるファイルが開かれることです。ファイルタイプが不明であるファイルには、「別名保存」ダイアログが表示されてユーザーがファイルを保存できるべきです。Firefox 1.0.7 では、ユーザー側でファイル拡張子に対してアクションを指定することができません。そのため、ユーザーが NetFile からファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。Firefox 1.5 以上のバージョンでは、ユーザーが既知のファイルを開けます。


Netmail 機能が Java Enterprise System 5 から削除されている。(#6448968)

説明:

Netmail 機能は Java Enterprise System 5 から削除されています。


複数のポータルがインストールされている環境で、ポータルが Access Manager に配備されていない場合、ポータルリンクは不正なポータルにリダイレクトされる。この問題は Internet Explorer 6 Service Pack 1 でのみ起きる。(#6325586 )

対処方法:

Windows XP で Internet Explorer 6 Service Pack 2 を使用するか、または Mozilla Firefox を使用してください。


サイト設定の変更後に、psconsole が不正な動作をする。(#6446355)

対処方法:

サイト設定を変更した後には、共通エージェントコンテナと Access Manager を再起動してください。


ESP ポータルコミュニティーポートレットにコンテンツが表示されない。(#6506357)

対処方法:

ESP ポータルコミュニティーポータルを更新してください。


複数ポータルおよび複数インスタンスの作成時には、ポータル管理ログレベルを FINEST に設定する必要がある。(#6446151)

対処方法:

create-portalcreate-instance create-search などの psadmin コマンドを実行する前に、ログレベルを FINEST に設定して、設定時に詳細なログが得られるようにします。次のコマンドを使用してログレベルを FINEST に設定できます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L FINEST

psadmin コマンドの実行が完了した後、次のコマンドを使用してログレベルを SEVERE に切り替えます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L SEVERE


Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されない。(#6319863)

説明:

Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されません。


一部の Secure Remote Access 属性が psconsole に存在していない。(#6301784)

説明:

次の Secure Remote Access 属性はコマンド行インタフェース からのみ変更できます。

  • sunPortalGatewayDefaultDomainAndSubdomains

  • sunPortalGatewayLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEProxyPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayEProxyDetailedPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayNetletLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEnableMIMEGuessing

  • sunPortalGatewayParserToURIMap

  • sunPortalGatewayEnableObfuscation

  • sunPortalGatewayObfuscationSecretKey

  • sunPortalGatewayNotToObscureURIList

  • sunPortalGatewayUseConsistentProtocolForGateway

  • sunPortalGatewayEnableCookieManager

  • sunPortalGatewayMarkCookiesSecure

再配布可能なファイル

Sun Java System Portal Server 7.1 には再配布可能なファイルは含まれていません。

問題の報告とフィードバックの方法

Sun Java System Portal Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマーサポートにお問い合わせください。

問題解決のために、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。

Sun Java System Portal Server, Mobile Access で問題が発生した場合は、サポートに問い合わせる前に、次の情報を用意してください。

問題が、クライアントに関連していると考えられる場合は、次の情報を用意してください。

このマニュアルに関するコメント

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