ここでは、Portal Server 7.1 Update 2 の制限事項について説明します。
次の内容について説明します。
ルートユーザーとしてパッチを適用する必要がある。(#5080029)
対処方法:インストール後設定にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行した場合は、それらの設定を削除し、Portal Server をルートとして実行してからパッチを適用する必要があります。
パッチが正常に適用された後に、インストール後の手順にしたがって Portal Server を非ルートユーザーとして実行します。
Portal Server と Access Manger が 2 つの別々のマシンにインストールされていると、ディスカッションの作成と検索が失敗する。(#6534761、6534777)
対処方法:Portal Server 7.1 を Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードした後で、共通エージェントコンテナを再起動します。
Solaris プラットフォームの場合:
/usr/lib/cacao/lib/cacaoadm stop /usr/lib/cacao/lib/cacaoadm start |
Linux プラットフォームの場合:
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start
新規ポータル作成後に、共通エージェントコンテナの再起動が必要である。(#6521384)
例:Linux プラットフォームで、Application Server 8.2 を Portal Server の Web コンテナとして使用している場合は、新規ポータル作成後に共通エージェントコンテナを再起動してください。
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start |
Portal Server が Application Server クラスタにインストールされている場合、Portal Server をアンインストールするには、各ノードで Portal Server インスタンスを削除する必要がある。(#6494878)
対処方法:次の操作を行います。
各二次ノードで DAS を起動します。
psadmin delete-instance コマンドを実行して、各二次ノードから Portal Server インスタンスを削除します。
主ノードから Portal Server インスタンスを削除します。
uninstall コマンドを実行して、Portal Server をアンインストールします。
—overwrite オプションのデフォルトは、Portal Server 管理コンソールからのインポートが true、psadmin import コマンドが false になっている。(#6323091)
対処方法:psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用します。たとえば、次のように入力します。
./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite
インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)
説明:delete-portal を machine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 は machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。
対処方法:ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 を machine2 から削除します。
コミュニティーポートレットにはじめてアクセスしたときに、コンテンツが表示できないというエラーが表示される。(#6495254)
対処方法:ブラウザの表示を更新してください。
Portal Server デスクトップのオンラインマニュアルが Portal Server 7.1 のオンラインマニュアルを参照する。(#6573973)
対処方法:http://docs.sun.com/app/docs/coll/1552.1 から Portal Server 7.1 Update 1 オンラインマニュアルにアクセスします。
Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)
説明:認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とデスクトップ引数が含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「サービス設定」—>「クライアントディテクション」の順にクリックします。
「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページを選択します。
「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。
Portal Server デスクトップにアクセスしようとすると、次のエラーが表示される。「Invalid Keystore format. (無効なキーストア形式)」(#6446218、6488139)
対処方法:次の操作を行います。
/var/opt/SUNWportal/portals/portalID /config/instanceID ディレクトリにアクセスします。
このディレクトリで、security を security.backup にリネームします。
インスタンスを再起動します。
ポートレット出力値がキャッシュされる。(# 6273292)
説明:更新時間値を 0 に設定してください。たとえば、<String name="refreshTime" value="0" advanced="true"/> を実行します。
コミュニティーポートレットのヘルプで次のエラーメッセージが表示される。「ページが見つかりません。」 (#6547258)
対処方法:コミュニティーサンプルの右上にある「ヘルプ」ボタンを使って、オンラインヘルプにアクセスしてください。
開発者管理者ユーザーの場合、新規に作成された DN は次のセッションでのみ更新されます。(#6573378)
対処方法:次の操作を行います。
Portal Server に developerAdmin としてログインします。
「管理」タブと「チャネル」タブをクリックします。
「編集」をクリックします。DeveloperSample の下にあるすべての DN が一覧表示されます。
新規ブラウザを開き、Access Manager にログインして、開発者サンプルの下に新しいサブ組織を作成します。
新しい組織にすべてのポータルサービスを割り当てます。
Portal Server デスクトップを更新して、「管理」->「チャネル」->「チャネル作成管理」の順に移動します。
「編集」をクリックします。新しく作成された組織は一覧に表示されていません。
developerAdmin ユーザーは、新しく作成された組織を表示するために、一度ログアウトしてログインし直す必要があります。
ポータルをインポートまたはエクスポートするときに、「ファイルを選択」オプションが機能しない。(#6545784)
対処方法:ポータルをインポートまたはエクスポートするときには、par ファイルのフルパスを指定してください。
Application Server 8.2 で、データソースが新規 Portal Server インスタンス上に配備されない。(#6515080)
対処方法:Application Server 8.2 管理コンソールで次の操作を行います。
Application Server 管理コンソールにログインします。
「リソース」->「JDBC」->「JDBC リソース」->「jdbc/communitymc」の順にクリックします。
右フレームで、「ターゲット」をクリックし、「ターゲットを管理」をクリックします。
サーバーインスタンスを追加します。
Instant Messenger が原因で TimeOut になると、Portal Server /portal/dt ページが正しくロードされない。(# 6200508)
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「アイデンティティー管理」->「サービス」の順にクリックします。
「最大セッション時間」を SSO チャネルのタイムアウトより大きい値に変更します。
管理コンソールのヘルプで、HTTPS となっている箇所を HTTP に、URL となっている箇所を URI に読み替える必要がある。(#6476607)
説明:「Secure Remote Access」の「プロファイル」の項目で、属性の説明に「HTTP ポート — HTTPS ポートを指定します。デフォルト値は 80 です。」とあります。HTTPS を HTTP と読み替えてください。「すべての URL のリライト」を「すべての URI のリライト」に読み替える必要があります。
Web Server SSL マシンでヘルプファイルが表示されない。(#6351789)
説明:psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。
対処方法:次の手順を実行します。
./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。common-config.xml ファイルは、psconsole WAR ファイル内にあります。
httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。
次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。
<managed-bean>
<description>The backing bean for the Java Help component</description>
<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>
<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean </managed-bean-class>
<managed-bean-scope> request</managed-bean-scope>
<managed-property>
<property-name>jspPath </property-name>
<value>faces </value>
</managed-property>
<managed-property>
<property-name> httpPort</property-name>
<value>8080</value>
</managed-property>
</managed-bean>
上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。
「自動ダウンロード」機能を動作させるには、「Portal Desktop を更新する」プロパティーを有効にする必要がある。(#6584477)
対処方法:「自動ダウンロード」機能を動作させるには、管理者が「Portal Desktop を更新する」プロパティーを有効にする必要があります。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「Secure Remote Access」->「Proxylet」の順にクリックします。
「Proxylet 起動時に Portal Desktop を更新する」を「はい」に設定します。
プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。(#5036777)
説明:プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。「プロキシレットを編集」ページから「ヘルプ」リンクをクリックすると、デスクトップオンラインヘルプが表示されます。
Solaris プラットフォーム上の Firefox ブラウザの場合、プロキシレットは Java Web Start モードでは起動しない。(#6464974)
対処方法:Windows 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile/mimeTypes.rdf を、Solaris 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile ディレクトリにコピーしてください。
Portal Server をログアウトしても、プロキシレットコンソールが閉じない。(#6496855)
対処方法:プロキシレットアプリケーションを停止して、ブラウザを閉じてください。
デフォルトではないルートプロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにプロキシレットルールが含まれない。(#6445867)
説明:プロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれません。
Access Manager 管理コンソールで、developersample の下にユーザーを作成します。
Portal Server 管理者コンソールで、developersample のプロキシレットルールを作成します。
Portal Server デスクトップにプロキシレットユーザーとしてログインします。
プロキシレットを起動します。
プロキシレットがアプレットモードでダウンロードされます。しかし、生成される pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれていません。
次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「SRA」タブを選択して、「プロキシレット」タブをクリックします。
組織の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。
o=DeveloperSample の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。
developer_sample の下にあるすべてのサブ組織の「COS 優先順位」を「最も高い」に設定します。
サブ組織の下に作成されたユーザーには、対応するプロキシレット pac ファイルが生成されます。
指定したセッションのアプレットウィンドウを閉じると、プロキシレット pac ファイルが生成されない。(# 6490738 )
対処方法:次の操作を行います。
現在のセッションからログアウトして、ブラウザウィンドウを閉じます。
ブラウザの新規セッションを開いて、プロキシレットを開始します。
Ajax のリライタルールセットを手動で設定しなければならない。(#6504423)
対処方法:Ajax のリライタルールセットを手動で設定するには、次の操作を行います。
Portal Server コンソールに管理者としてログインします。
「Secure Remote Access」タブをクリックして、「リライタルールセット」をクリックします。
「リライタルールセット」テーブルで「generic_ruleset」オプションを選択して、「ダウンロード」をクリックします。
ファイルを generic_ruleset.xml として一時ディレクトリにダウンロードします。
generic_ruleset.xml ファイルを編集して、Function name="open" paramPatterns="y"/ ルールの前のルールを次のようにします。
<Function name="*req*.open" paramPatterns=",y,"/> <Function name="_81.open" paramPatterns=",y,"/> <Function name="http.open" paramPatterns=",y,"/> <Function name="sunportal.AJAXPageStyles" paramPatterns="y"/> |
変更したファイルを保存します。
Portal Server 管理コンソールで、「リライタルールセット」テーブルで 「generic_ruleset」を選択して「削除」をクリックします。
「新規アップロード」をクリックして、変更した generic_ruleset.xml ファイルをアップロードします。
ゲートウェイを再起動します。
上のルールは JavaScript に関連するコンテナプロバイダにのみ適用されます。チャネル固有の JavaScript にはほかのルールが必要になる場合があります。
個別セッション設定中は、SRA リライタルールセットがロードされない。Linux プラットフォームの場合、デフォルト以外のディレクトリ値を設定するとゲートウェイホームページが表示されない。(#6477552、6570553)
対処方法:「Secure Remote Access」->「リライタルールセット」を選択します。次のエントリ: default_gateway_ruleset、 exchange_2000sp3_owa_ruleset、exchange_2003_owa_ruleset、 inotes_ruleset、iplanet_mail_ruleset、sap_portal_ruleset 、および wml_ruleset が見つからない場合は、次のコマンドを実行します。
共通エージェントコンテナを再起動します。
次のコマンドを実行します。
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/DefaultGatewayRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWA2003RuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWASP3RuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/SAPPortalRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/WMLRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iNotesRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iPlanetMailExpressRuleSet.xml |
Netlet で SSL_RSA_WITH_NULL_MD5 暗号化方式を使用できない。(#6434314)
対処方法:「ゲートウェイプロファイル」>「セキュリティー」タブの「Null 暗号化方式」オプションを有効にしてください。
Linux プラットフォームの場合、NetFile に FTP の共有を追加できない。(#6574393)
説明:Linux 上で ipv4 および ipv6 が有効になっている場合に、この問題が起きます。
Portal Server を Linux プラットフォームにインストールした場合は、NFS 共有を追加する必要がある。(# 6511479、6504597)
対処方法:次の操作を行います。
LD_PRELOAD 環境変数に /usr/lib/libpam.so を追加します。例として以下があります。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:$LD_PRELOAD
LD_LIBRARY_PATH に /usr/lib が含まれていることを確認してください。含まれていない場合は、/usr/lib を LD_LIBRARY_PATH に追加します。
同じシェルからコンテナを再起動します。
NFS 共有が NetFile によってリモートホストに追加されない。(#6504597)
対処方法:ホストマシンが NIS を使用してユーザー名検索を実行するよう設定されていない場合、NFS はホスト上に共有を追加することができません。NIS が有効でない場合には、ローカルユーザーのみを検索できます。たとえば、あるマシンの NIS が有効でなければ、ルートユーザーとして動作するマシンの NetFile に共有を追加できます。このマシンはローカルユーザーアカウントの検索のみ行えるので、そのルートパスワードが、NetFile がインストールされているマシンのルートパスワードと同じであるようにします。
ドメイン名の大文字小文字が一致していない場合に、SRA ゲートウェイがエラーになる。(#6588454)
説明:Java ES インストーラは、Portal Server をインストールするマシンのドメイン名を表示します。マシンが NISを使用するように設定されている場合、実際のドメインと NIS に指定されたドメインとが一致しません。たとえば、NIS にはドメイン名が「Country.Sun.COM」と指定されていても、実際のドメインは「country.sun.com」になっています。結果として、ゲートウェイセッションの作成に失敗します。
対処方法:インストーラに、大文字小文字が正しい実際のドメイン名を使用します。
Portal Server 7.x で、SRA ゲートウェイに Directory Server は必要ない。(#6565053)
説明:Portal Server 7.0 の SRA ゲートウェイには Directory Server が必要です。Portal Server 7.0 から Portal Server 7.x にゲートウェイをアップグレードした後に、Directory Server をアンインストールします。
次の操作を行います。
Portal Server インスタンスとゲートウェイの間にロードバランサがインストールされている場合、SRA 機能の一部が動作しない。(#6577269)
説明:Portal Server インスタンスとゲートウェイの間にロードバランサがインストールされており、ロードバランサが HTTPS を、Portal Server インスタンスが HTTP を使用している場合、次の SRA 機能は動作しません。スタティック Netlet ルールと Proxylet。Netlet と Proxylet を動作させるには、Portal Server とロードバランサのプロトコルを同じにする必要があります。
Access Manager、Portal Server、および SRA を別々のセッションにインストールした場合、Portal Server 設定後に Web コンテナを再起動する必要がある。(#6564379)
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager、Directory Server、および Web コンテナを同じセッションにインストールします。
Portal Server を別のセッションにインストールします。
Web コンテナを再起動します。
SRA コンポーネントをさらに別のセッションにインストールします。
Linux プラットフォームの場合、Netfile オプションを使用して NFS 共有をリモートホストに追加できない。(# 6504597)
対処方法:マシンが NIS または NFS を使用してユーザー名検索を実行するよう設定されていない場合、ホスト上に共有を追加することはできません。NIS が有効でない場合には、ローカルユーザーのみを検索できます。たとえば、あるマシンの NIS が有効でなければ、ルートユーザーとして動作するマシンの Netfile に共有を追加できます。マシンのルートユーザーパスワードは、Netfile がインストールされているマシンのルートユーザーパスワードと同じであるようにします。
次の操作を行います。
LD_PRELOAD 環境変数に /usr/lib/libpam.so を追加します。
例として以下があります。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so:$LD_PRELOAD
LD_LIBRARY_PATH に /usr/lib が含まれているかどうか確認します。含まれていない場合は、LD_LIBRARY_PATH に /usr/lib を追加します。
Web シェルからコンテナを再起動します。
サンプルポータルをコマンド行インタフェースを使って手動でインストールすると、SRA サービスが設定されない。(# 6516280)
対処方法:次の ant ターゲットを手動で起動して、サンプルごとに SRA サービスを設定します。
community_sra
developer_sra
enterprise_sra
サンプルポータルをインストールしたあと、次のコマンドを実行します。
/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location= input-properties-file-location
Secure Remote Access では、一度に 1 行しか追加できない。(#6497988)
対処方法:SRA 画面で複数の行を追加しようとする場合は、一行を追加するたびに詳細を保存してください。
UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされていると、プロキシレット経由では統合 Web クライアント (UWC) アプリケーションにアクセスできない。(#6348935)
対処方法:UWC アプリケーションと Portal Server が別々のマシンにインストールされている場合は、次の操作を行なってプロキシレット経由で UWC マシンにアクセスします。
Portal Server 管理コンソールで、「ゲートウェイプロファイル」の Cookie 管理を有効にします。
「ユーザーセッション Cookie を転送する URL」フィールドに、UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。たとえば、次のように追加します。http://port/uwc, http://calhost:calport, http://messaginghost:messagingport
UWC マシンの AMConfig.properties ファイルで、com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro を com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro1 に変更します。
この変更は、ゲートウェイマシンと Portal Server マシンの Cookie 名を別にすることを意味します。
UWC マシンで、configutil を使用して、Messaging Server のセッション Cookie を iPlanetDirectoryPro1 に変更します。
UWC の「非認証 URL」リストに UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。
ゲートウェイ、UWC、および Portal Server を再起動します。
certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視する。(#6360869)
説明:certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視します。その結果、ゲートウェイは新しい証明書ではなく期限切れの証明書を選択します。ニックネームが同じである 2 つの証明書を区別することはできません。
対処方法:次のいずれかの操作を行います。
古い証明書を削除してから、新しい証明書をインポートします。Portal Server 7.1 で次の操作を行います。
cd PortalServer_base/SUNWportal/bin/certadmin -n config_name |
5 を選択して、証明書を削除します。
証明書を更新しないでください。証明書の期限が切れたら、新しいキーを持つ新しい証明書を取得してください。
Web Server が非ルートとして実行されていると、検索サーバーが作動しない。(#6408826)
説明:Web Server が非ルートとして実行されている場合、検索サーバーを非ルートとして作成すると、検索サーバーは作動しません。
対処方法:次の操作を行います。
検索サーバーを作成します。
次のコマンドを使用して、検索サーバーインスタンスを変更します。
chown -R nonrootuser.nonroot search_instance
Web Server を非ルートユーザーとして再起動します。
次のコマンドを使用して、検索インスタンスの権限を変更します。
chmod -R og+rX search_instance
SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。(#6292152)
説明:SSL WSRP プロデューサが非 SSL コンシューマとは動作しない。共通エージェントコンテナでは、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。
対処方法:共通エージェントコンテナサーバーの truststore を設定するには、次の操作を行います。
truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。
cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。
Djavax.net.ssl.truststore
Djavax.net.ssl.truststorePassword
たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。
共通エージェントコンテナサーバーを再起動します。
レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)
説明:レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。
対処方法:/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。
「Blog」または「検索」の「オプション編集」ページのヘルプに、HTTP Status 404 エラーが表示される。(#6570561)
説明:「コミュニティーサンプル」->「Blog-wiki コミュニティー」->「Blog」または「検索」ページ->「オプション編集」の順に選択します。右上隅の「ヘルプ」をクリックします。「ヘルプ」ウィンドウに HTTP Status 404 エラーが表示されます。
日本語ロケールで、コミュニティーへの招待メールの件名の文字が ? で表示される。(#6523356)
対処方法:通知メッセージのリソースファイルを変更して、件名の行にマルチバイト文字を使用しないようにします。
portal/WEB-INF/classes/CommunityNotificationMessages.properties ファイルを編集します。
次のように変更します。user_invited_subject={0} に招待されています。
「ポートレットを配備」の psonsole でマルチバイトのファイル名が壊れる。(#6368639)
説明:デフォルトのシステムロケールとブラウザロケールに設定されている文字エンコードが異なっていると、「ポートレットを配備」のポータル管理コンソールでファイルやディレクトリの名前が壊れて表示されます。
対処方法:ファイルとディレクトリの名前は特定の文字エンコードスキームでエンコードされます。デフォルトのシステムローケールをブラウザロケールと同じ文字エンコードに設定してください。
Proxylet を起動すると、「Proxylet」ウィンドウのボタン名が切り詰められている。(#6447909)
説明:ゲートウェイから Portal Server デスクトップにアクセスして、Proxylet を起動します。「Proxylet」ウィンドウが表示されます。「Proxylet」ウィンドウのボタン名が切り詰められています。
Portal Server 管理コンソールのオンラインヘルプの文字化けしたマルチバイトで表示される。(#6518627)
説明:Portal Server 管理コンソールにログインして、「オンラインヘルプ」ボタンをクリックします。「インデックス」を選択します。文字化けしたマルチバイトが表示されます。
コミュニティーへの招待メールで、メッセージの一部が英語である。(#6568528)
説明:コミュニティーへの招待メールで、次のメッセージが英語です。「You have been invited to community, COLLECTION1 by USER1」、「Message from」、および「Please use the following URL to access the community」
ブックマークとアプリケーションチャネルに重複するリンクおよび無効なリンクがある。(#6504004)
説明:Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行した後、ブックマークとアプリケーションチャネルには重複するリンクと無効なリンクがあります。
対処方法:管理者は、Portal Server コンソールでアプリケーションチャネルに必要なリンクを追加または削除する必要があります。このチャネルは、「DeveloperSample」の MyFrontPageTabPanelContainer の下にあります。アプリケーションチャネルのプロパティーで、次のプロパティーに変更を行ってください。
userApps: 次の値を削除します。-NetMail Lite と -NetMail。次の値を追加します。NetFile。
targets: 次の値を削除します。NetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSessionNetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSession NetMail|NetMailServlet?nsid=newAppletSession。その次に Instant Messenger ターゲットの重複リンク。
Portal Server コンソールのオンラインヘルプが、fr-FR ロケールで英語の表示になる。(#6513360)
対処方法:ブラウザの優先言語を fr に設定してください。
Instant Messenger チャネルから Instant Messenger を起動すると、Instant Messenger が英語で表示される。(#6515726)
対処方法:ユーザー情報チャネルを使用して、優先ロケールの言語を設定します。
Portal Server コンソールの一部の「チャネル名」フィールドは、次の文字のみを受け入れる。A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z。(#6522702)
説明:Portal Server コンソールの次の「チャネル名」フィールドは A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z のみを受け入れます。
アンケートの日付表示が適切でない。(#6493352)
説明:アンケートの「終了日」および「開始日」の日付形式は dd mmm yyyy です。この形式を yyyy mmm dd に変更する必要があります。
ディスプレイプロファイルが英語用ではない場合、psadmin list-dp コマンドは正しい出力を生成しない。(#6502307)
対処方法:ダウンロードするディスプレイプロファイルのロケールが英語ではない場合はpsadmin list-dp コマンドを実行する前に、CLI jvm のロケールをディスプレイプロファイルのロケールに設定してください。
たとえば、フランス語のディスプレイプロファイルをダウンロードする必要がある場合は、次の操作を行います。
export LANG=fr_CA.UTF-8 export LC_ALL=fr_CA.UTF-8 |
検索チャネルに表示されるファイルの内容が正しくない。(#6506365)
説明:他社のコンバータではファイル内容が正しく変換されませんでした。
UBT 生成のレポートで、文字がローカライズされていない。(#6336394)
説明:生成されるレポートは部分的に翻訳されています。これは日本語と中国語のロケールでのみ起きます。
対処方法:文字化けしているメッセージは「選択したレポートについて追跡するデータがないため、表示するページがありません。この問題を解決するには、次の操作を行います。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「ポータル」タブを選択します。
設定済みのポータルを選択します。
「ユーザー動作の追跡」タブを選択します。
「設定」タブをクリックします。
ポータルインスタンスを選択します。
「UBT ログ」で「有効」をクリックします。
メール表示を作成できない。(# 6521744)
説明:ポータルデスクトップで、メール表示を作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。「メールチャネルを編集」->「モバイルメール」->「デバイス表示設定」の順にクリックします。
対処方法:/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/portal/ WEB-INF/classes/DeviceNames.properties ファイルにデバイスのエントリを追加します。
モバイルデスクトップにメールチャネルが表示されない。(#6521749)
対処方法:デバイスホームページで、「オプション」->「コンテンツ」の順にクリックし、「メール」オプションを選択して「完了」をクリックします。
ポータルが /amserver/UI/Login を使用する openwave 6.2.2 シミュレータでレンダリングされない。(#6439565 )
対処方法:Web コンテナが Web Server である場合は、次の操作を行います。
次のファイルを開きます。
/var/opt/SUNWwbsvr7/admin-server/config-store/ host-name/web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml
/var/opt/SUNWwbsvr7/https-host-name /web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml
これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。
amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。
Web Server を再起動します。
Web コンテナが Application Server である場合は、次の操作を行います。
次のファイルを開きます。
var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/generated/xml/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml
/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml
これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。
amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。
Application Server を再起動します。
ワイヤレスオプションが別のページにあると、Mobile Access の「オプション」リンクが機能しない。(# 6500172)
説明:モバイルデスクトップの「オプション」リンクをクリックすると、モバイルデスクトップ上のワイヤレスオプション「コンテンツ」と「レイアウト」が強調表示されます。これらのオプションが別のページにある場合、ワイヤレスオプションは強調表示されません。
対処方法:次のページに移動して、「オプション」リンクをクリックします。
終了時刻を指定せずにイベントを作成すると、1 時間のイベントが作成される。(# 6479153)
説明:シミュレータにログインし、カレンダ Hm を使用してイベントを作成します。終了時刻を指定しない場合、イベントの持続期間は 1 時間です。
「新規送信」オプションを選択すると、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開く。(#6545765)
対処方法:1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションを選択したときに、対応するウィンドウが別のブログポートレットチャネルで開きます。
対処方法:タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。
appUrl が設定されていないと、「ブログポートレット」チャネルに次のメッセージが表示される。「エラー: コンテンツが使用可能ではありません。」(#6546198)
対処方法:このポートレットの場合、configMode オプションを次のいずれかに設定します。
wizard
wizard-user-config
manual
「新規送信」オプションが Internet Explorer で機能しない。(#6545771)
説明:1 つのタブに複数のブログポートレットチャネルを追加すると、「新規送信」オプションをクリックしても機能しません。
対処方法:タブにはブログポートレットチャネルを 1 つだけ作成します。
Wiki エディタで、www で始まるリンクを挿入すると、リンクが機能しない。(#6545362 )
対処方法:www の前に http を付けます。たとえば、www.google.com というリンクを挿入する場合は、http://www.google.com
Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)
説明:認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とすべてのデスクトップ引数などが含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。
対処方法:次の操作を行います。
amconsole にログインします。
「サービス設定」>「クライアントディテクション」の順にクリックします。
「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページに移動します。
「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。
Portal Server 管理コンソールで「チャネルを表示または非表示」オプションを使用している場合、サンプル XML をエンタープライズサンプルポータルに追加すると、ポータルデスクトップにエラーメッセージが表示される。(#6542355 )
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
DN を「EnterpriseSample」として選択します。
サンプル XML の URL オプションを file:///var/opt/sun/portal/portals/portal1/desktop/developer_sample /SampleXML/getQuotes.xml に変更します。
AjaxTableContainerProvider へのチャネルを追加してこれにポータルデスクトップからアクセスしている場合、「ヘルプ」ボタンをクリックして「コンテンツ」または「インデックス」リンクをクリックすると、対応するウィンドウがポータルデスクトップ上に開くがポータルデスクトップに戻れない。(#6506929 )
対処方法:ブラウザの「戻る」ボタンをクリックします。
Firefox ブラウザで、開発者用サンプルの「Ajax」タブに表示されているチャネルの「ヘルプ」ボタンをクリックするとヘルプがポータルウィンドウに表示されるが、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックするとチャネルのレイアウトが崩れる。(#6528832)
対処方法:Firefox ブラウザの「更新」ボタンをクリックします。
ローカライズ版アップグレードの場合に、psupdate スクリプトが動作しない。(#6569515)
対処方法:psupdate を実行する前に、ロケールを英語 UTF-8 に設定します。
$ export LC_ALL=en_US.UTF_8 $ export LANG=en_US.UTF_8 |
ローカライズ版アップグレードの場合に、psupgrade スクリプトが動作しない。(#6502307)
対処方法:psupgrade を実行する前に、ロケールを英語 UTF-8 に設定します。
$ export LC_ALL=en_US.UTF_8 $ export LANG=en_US.UTF_8 |
Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードすると、アップグレードする前に作成されたコミュニティーで問題が生じる。(#6596773)
説明:Portal Server 7.0 から Portal Server 7.1 Update 2 にアップグレードする前に作成されたコミュニティーには、次の問題があります。
サーベイ、調査、ファイル、および Wiki の検索が機能しない。
ファイル共有ポートレットにアップロードされたファイルにアクセスできない。
コミュニティー内の検索サービスがファイルとディスカッションにしか機能しない。
Java ES 4 から Java ES 5 にアップグレードすると、SRA サービスが開発者、エンタープライズ、およびコミュニティーのサンプルに追加されない。(#6516280)
対処方法:次の SRA をサンプルに手動で追加します。community_sra、developer_sra、および enterprise_sra。
/usr/sfw/bin/ant -f /opt/SUNWportal/samples/portals/build.xml community_sra developer_sra enterprise_sra -Dconfig.location=input.properties-file-location
Portal Server 7.1 から Portal Server 7.1 Update 2 へのアップグレード後に、検索プロバイダ JSP とディスカッションプロバイダ JSP が自動的に更新されない。(#6534282)
対処方法:次の操作を行います。
ディスカッションプロバイダ JSP テンプレートをコピーします。
cp PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /DiscussionProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/DiscussionProvider
検索プロバイダ JSP テンプレートをコピーします。
PortalServer-base/par-src/default-portal/pbfiles/templateBaseDir/default /SearchProvider/*.jsp /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/desktop/default/SearchProvider
『Sun Java System Portal Server 7.1 Desktop Customization Guide』のタイトルが『Java System Portal Server 7.1 Developer Sample Guide』に変更されています。
管理サーバーが停止しているときに、war ファイルを配備しようとすると、「ホスト node.domain-name のインスタンス node-name–80 からのファイル file.war の配備時にエラーが発生しました」というエラーメッセージを受け取る。(#6506028)
説明:必ずホストマシン上のインスタンスが実行中であるようにしてください。
Portal Server 7.1 Update 2 を更新するパッチを適用する前に、Oracle データベースを使用するように Portal Server を設定済みである場合は、パッチ適用後に設定手順の一部を繰り返す必要がある。(#6530662)
対処方法:http://developers.sun.com/portalserver/reference/techart/databases.html を参照してください。
「Setting Up Community Membership and Configuration」の節にある手順 2 と 3 を繰り返します。
「Configuring and Installing Portlet Applications」の節にある手順 4 から 6 を繰り返します。