install-ldm インストールスクリプトを使用すると、Logical Domains Manager デーモン (ldmd) が自動的に有効になります。SUNWldm パッケージをインストールした場合も、ldmd デーモンは自動的に有効になります。このデーモンが有効になると、論理ドメインを作成、変更、および制御できます。
ldmd デーモンが無効になっている場合、次の手順に従ってこのデーモンを有効にします。
svcadm コマンドを使用して、Logical Domains Manager デーモンの ldmd を有効にします。
svcadm コマンドの詳細は、svcadm(1M) マニュアルページを参照してください。
# svcadm enable ldmd |
ldm list コマンドを使用して、Logical Domains Manager デーモンが実行中であることを確認します。
ldm list コマンドを実行すると、システム上で現在定義されているすべてのドメインが一覧表示されます。特に、primary ドメインが表示され、状態が active になっているはずです。次のサンプル出力は、システム上に primary ドメインのみが定義されていることを示します。
# /opt/SUNWldm/bin/ldm list NAME STATE FLAGS CONS VCPU MEMORY UTIL UPTIME primary active ---c- SP 64 3264M 0.3% 19d 9m |