このマニュアルでは、アプリケーション・ビルダを紹介するとともに、最もよい使い方について説明します。概要については、「アプリケーション・ビルダのプロセスの概要」を参照してください。
このユーザーズ・ガイドは、アプリケーション・ビルダでユーザ・インタフェースの構築またはプロトタイプ化を行おうとしている方を対象としています。アプリケーション・ビルダを使用すると、コードを記述せずにユーザ・インタフェースを簡単に作成および変更できるので、プログラマにとっても、プログラマでない方 (ユーザ・インタフェース設計者およびプロジェクト管理者も含む) にとっても、強力なツールです。
アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの注釈画面、アプリケーションの構築プロセスの概要、およびアプリケーション・ビルダの起動方法について説明します。
プロジェクトやモジュールを作成する方法、開く方法、保存する方法、編集する方法、閉じる方法、およびモジュールを隠したり表示したりする方法について説明します。
オブジェクト・パレットからオブジェクトをドラッグ&ドロップする方法、インタフェース・オブジェクトを編集する方法、およびインタフェースでコントロール・オブジェクトを整列および分散する方法について説明します。
属性エディタでオブジェクト属性を編集する方法について説明します。
区画オブジェクト、メニュー、およびメッセージ・ダイアログ・ボックスを作成および編集する方法について説明します。
アイテムヘルプを作成する方法、オブジェクト間に機能上の接続を作成する方法、ドラッグ&ドロップ動作およびアプリケーション・フレームワーク動作を確立する方法について説明します。
コントロール・オブジェクトをグループ化する方法、動的なサイズ変更動作のためにオブジェクトを相互に接続する方法について説明します。
アプリケーション・ビルダの機能をテストするためにテスト・モードへ変更する方法について説明します。
コード・ジェネレータについて説明し、コードの生成、アプリケーションの Make、およびその実行の方法について説明します。
付録 A 「アプリケーション・ビルダのウィンドウとダイアログ・ボックス」
主ウィンドウ (そのオブジェクト・パレットを含む)、およびその他のアプリケーション・ビルダのウィンドウ ( [プロジェクト・オーガナイザ] 、[モジュール・ブラウザ] 、[コード・ジェネレータ] を含む) について説明します。
一般的な属性エディタと個別の属性エディタについて説明します。
SunDocsTM プログラムでは、米国 Sun MicrosystemsTM, Inc. (以降、SunTM とします) の 250 冊以上のマニュアルを扱っています。このプログラムを利用して、マニュアルのセットまたは個々のマニュアルをご注文いただけます。
マニュアルのリストと注文方法については、米国 SunExpressTM, Inc. のインターネットホームページ http://www.sun.com/sunexpress にあるカタログセクションを参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、およびディレクトリ名を示します。または、画面上のコンピュータ出力を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力とは区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『ユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章や節を示します。また、ボタンやメニューなど、強調する単語を囲む場合にも使用します。 |
第 1 章「基本スキル」を参照してください。 |
[ ] |
アイコン、ボタン、メニューなどのラベル名を使用します。 |
[了解] ボタン |
¥ (バックスラッシュ) は、デバイスによって 促 (円記号) で表示されるものがあります。
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の場合、filename は省略してもよいことを示します。
ただし AnswerBook2TM では、ユーザが入力する文字と画面上のコンピュータ出力は区別して表示されません。
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。本文中で画面イメージを説明する場合には、日本語のメニュー、ボタン名などの項目名と英語の項目名が適宜、併記されています。