共通デスクトップ環境 アプリケーション・ビルダ・ユーザーズ・ガイド

メニュー属性エディタ

メニュー属性エディタは、メニューの作成に使用します。メニューは、属性エディタで編集される多くのオブジェクトとは異なり、作成されたオブジェクトであり、オブジェクト・パレットからは使用できません。

次に、メニュー・オブジェクトに特有の属性だけを示します。[オブジェクト型]、[オブジェクト]、[オブジェクト名]、および [カラー] の詳細は、「属性エディタ: 一般属性」を参照してください。[項目]、[ラベル]、および [項目の状態 (アクティブ) ] の詳細は、「属性エディタ: 共通属性」を参照してください。

新規メニューの追加

新規メニューをメニューのリストに追加します。

編集

メニュー・オブジェクトのリストの中から選択した項目に対して編集機能 ([カット]、[コピー]、[ペースト]、[削除]) を実行します。[カット] と [コピー] は、[ペースト] に備えて、選択した項目をバッファに置きます。[削除] は項目を削除しますが、バッファに置きません。

ティアオフ

ティアオフを使用可能にするかしないかを指定します。ティアオフを使用可能にした場合、選択したメニューは「表示可能」になります。すなわち、ティアオフ・インジケータ (ドットのある行) をクリックした場合、明示的に閉じるまでメニューは表示されたままです。

項目のラベルのタイプ

[項目] リストに選択した項目のラベルのタイプ ([文字列]、[グラフィック]、または [セパレータ]) を指定します。[グラフィック] を選択すると、[ラベル] が [グラフィック・ファイル名] になります。[セパレータ] を選択すると、[ラベル] または [グラフィック・ファイル名] がアクティブでなくなり、[線の形状] がアクティブになります。[セパレータ] メニュー項目は、アプリケーション・ビルダの主ウィンドウの [エディタ] メニューに表示されるようなメニューの仕切りを作成するために使用されます。

項目のニーモニック

メニューが表示された時の項目を選択するためのキーボード・ショートカットとして使用する、選択された項目の 1 文字を指定します。指定した文字には下線が付きます。メニューが表示されている時にニーモニック文字を押すと、その項目が選択されます。ニーモニックとして使用した文字は大文字と小文字が区別され、1 つのメニュー内で 1 度だけしかニーモニックとして使用できないので注意してください。

アクセラレータ

選択した項目の選択用のキーボード・ショートカットを指定します。アクセラレータは、接頭辞 (Ctrl、Alt、Meta、または Shift) 、<Key>、および文字 (大文字または小文字) で構成されます。たとえば、Control-x をアクセラレータにするには、次のように入力してください。

Ctrl<Key>x

テスト・モードまたはコンパイル済みアプリケーションでメニューを表示すると、メニュー項目ラベルの右に Ctrl+x が取り込まれます。メニューのあるウィンドウをフォーカスして、[Control] キーを押しながら x を入力すると、メニュー項目に指定したアクションが実行されます。

[Shift] キーと他のキーを組み合わせて、コンパウンド接頭辞を形成することもできます。Shift Control-x をアクセラレータにするには、次のように入力してください。

Shift Ctrl<Key>x

線の形状

選択したセパレータ項目の線の形状のタイプを指定します。これは、[項目のラベルのタイプ] が [セパレータ] の時だけアクティブです。選択肢は、[なし]、[内側エッチング]、[外側エッチング]、[内側エッチング・ダッシュ]、[外側エッチング・ダッシュ]、[一本線]、[二本線]、[一本の破線]、および [二本の破線]です。選択した線の形状のセパレータは、グラフィックまたはテキスト・ラベルの代わりに、メニューに表示されます。

項目のサブメニュー

[項目] リスト中の選択された項目のサブメニューを接続、接続解除、作成、または編集するためのメニュー・ボタンとテキスト・フィールドです。サブメニューが、選択した項目に接続されると、サブメニュー名が、テキスト・フィールドに表示されます。セパレータ項目タイプには無効です。