ネームサーバー上でスーパーユーザーになって、/var/yp/Makefile ファイルを編集します。
その他の *.time エントリの後に次のテキストを追加します。
locale.time: $(DIR)/locale
-@if [ -f $(DIR)/locale ]; then ¥
sed -e "/^#/d" -e s/#.*$$// $(DIR)/locale ¥
| awk '{for (i = 2; i<=NF; i++) print $$i, $$0}' ¥
| $(MAKEDBM) - $(YPDBDIR)/$(DOM)/locale.byname; ¥
touch locale.time; ¥
echo "updated locale"; ¥
if [ ! $(NOPUSH) ]; then ¥
$(YPPUSH) locale.byname; ¥
echo "pushed locale"; ¥
else ¥
: ; ¥
fi ¥
else ¥
echo "couldn't find $(DIR)/locale"; ¥
fi
|
all で始まる行に locale を追加し、新しい行に locale: locale.time を追加します。
all: passwd group host ethers networks rpc services protocols netgroup bootparams aliases ¥ timezone locale locale: locale.time |
/etc/locale というファイルを作成し、ドメインごとまたは特定のシステムに対して1つのエントリを作成します。
locale domain_name |
または
locale system_name |
たとえば次の行は、worknet.com ドメインに対してデフォルト言語として日本語を指定しています。
ja worknet.com |
たとえば次の行は、sherlock というシステムに対してデフォルトロケールとして日本語を指定しています。
ja sherlock |
詳細は、付録 E 「言語とロケールの値」 のロケールの有効な値を参照してください。
すべての Solaris CD で、すべてのロケールが使用できるわけではありません。選択したロケールが Solaris CD にある場合は、インストールで使用されます。
# cd /var/yp; make |
これでドメインまたは locale マップで個別に指定したシステムは、デフォルトはロケールを使用するように設定されました。ここで指定したデフォルトのロケールは、インストール時に使用されるとともに、システムのリブート後のデスクトップでも使用されます。