Solaris のインストール (上級編)

boot_device プロファイルキーワード

boot_device  device   eeprom

boot_device は、インストールプログラムがルートファイルシステムをインストールするデバイスを (つまり、システムのブートデバイスを) 指定します。システムのブートデバイスを現在設定しているものから、システムが新しいブートデバイスから自動的にブートするように変更する場合は、eeprom 値を使用してシステムの EEPROM を変更することも可能です (SPARC 搭載システムのみ)。

boot_device キーワードをプロファイルに指定しない場合、インストール中にデフォルトで次の boot_device キーワードが指定されます。boot_device any update

device - ブートデバイスにするデバイスを選択します。

eeprom - システムの EEPROM を、指定したブートデバイスに変更する場合に選択します (SPARC 搭載システムのみ)。x86 搭載システムの場合は、常に preserve 値を指定しなければなりません。

例:

boot_device c0t0d0s2 update

注 -

boot_device は、ルートファイルシステムを指定する filesys キーワードと (指定した場合は) root_device キーワードに一致しなければなりません。