Solaris のインストール (上級編)

プロファイルのテスト方法

pfinstall を使用すると、次の内容についてプロファイルをテストできます。

Solaris の特定のリリースのプロファイルを正確にテストするには、同じ Solaris リリース環境内でプロファイルをテストしなければなりません。たとえば、Solaris 7 のプロファイルをテストする場合は、Solaris 7 が動作しているシステムで pfinstall コマンドを実行しなければなりません。

したがって、Solaris 7 が動作しているシステムでは、Solaris 7 初期インストールプロファイルをテストできます。しかし、Solaris の以前のリリースが動作しているシステムで Solaris 7 アップグレードプロファイルをテストする場合、つまり Solaris 7 をインストールしていないシステムで Solaris 7 初期インストールプロファイルをテストする場合は、Solaris 7 CD イメージからシステムをブートして、一時的に Solaris 7 インストール環境を作成しなければなりません。こうすれば、Solaris 7 インストール環境で pfinstall を実行して、作成しておいたプロファイルをテストできます。

一時的に Solaris 7 インストール環境を作成するということは、(インストールしているかのように) Solaris 7 CD イメージからシステムをブートし、システムを識別する質問に答えて、Solaris 対話式インストールプログラムを選択して、その最初の画面で終了してからシェルから pfinstall コマンドを実行することを意味します。