Solaris のインストール (上級編)

partitioning プロファイルキーワード

partitioning default | existing | explicit

partitioning は、インストール時にファイルシステム用にディスクをスライスに分割する方法を定義します。partitioning を指定しないと、default が設定されます。

default - Solaris インストールプログラムはディスクを選択して、指定したソフトウェアをインストールするファイルシステムを作成します。ただし、filesys キーワードで指定したファイルシステムを除きます。rootdisk が最初に選択され、指定したソフトウェアが rootdisk に収まらない場合は、さらに別のディスクが使用されます。

existing - Solaris インストールプログラムは、システムのディスク上にある既存のファイルシステムを使用します。//usr/usr/openwin/opt/var を除く、すべてのファイルシステムが保存されます。インストールプログラムは、ファイルシステムのスーパーブロックにある最後のマウントポイントフィールドを使用して、スライスがどのファイルシステムのマウントポイントを表しているかを判断します。


注 -

filesys プロファイルキーワードと partitioning existing を組み合わせる場合、sizeexisting である必要があります。


explicit - Solaris インストールプログラムはディスクを使用して、filesys キーワードで指定されるファイルシステムを作成します。filesys キーワードでルート (/) ファイルシステムだけを指定した場合、すべての Solaris ソフトウェアがルートファイルシステムにインストールされます。


注 -

explicit プロファイル値を使用するときには、filesys プロファイルキーワードを使用して、使用するディスクと作成するファイルシステムを指定してください。